Zwischen Wirklichkeit und Bild : Positionen deutscher Fotografie der Gegenwart・August Sander: Face of Our Time
「ドイツ写真の現在-かわりゆく「現実」と向かいあうために」 「アウグスト・ザンダー展」
東京国立近代美術館にて12/18まで開催中、ドイツの現代写真を代表する5人の作家と台頭めざましい5人の若手作家による展覧会です。また客観的で即物的なスタイルで後世に影響を与えたことで知られるアウグスト・ザンダーの展覧会も同時開催されています。
ドイツというと、20世紀の100年間に随分と社会的基盤の変化があった国という印象があります。その時々の政局の場面において、それらをうつす様々な表現があったと思います。今回出品されている10人の作家はそれぞれの時代におけるリアリティ(現実)を、文字通り写しとり表現しています。「近代から現代まで」…各作家がどう、というより展覧会全体で何か考えさせる、企画の意図が強い展覧会だと思いました。
サンダーの言葉を引用します。
「作品を創造するアイディアをどこから得ているのか、とよく質問される。見ること、観察すること、そして考えること。これがその答えだ。」
この言葉がドイツというひとつのメンタリティのみならず、現在進行形で生きる私たちにも通じる視点のありかに成り得るのではないだろうか、と感じました。彼らの写真は眼に写るものをそのまま享受することを突き放し、よい意味で思考を奮起させます。他の展覧会でも同様でしたが、やはり色々考えてしまって言葉になりません… (答えを求めることが無謀とも言えるのかも、それにしても人間って欲深い。)
東京国立近代美術館
http://www.momat.go.jp/Honkan/...
京都国立近代美術館 2006/1/6-2/12
http://www.momak.go.jp/German_j.html
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 2006/3/12―5/7
http://web.infoweb.ne.jp/MIMOCA/...
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コメント (6)
最新コメント5件
2005/10/26
祥 お、早速行かれたのですね~。ちょっとの間おあずけですが、楽しみです。サンダーの言葉、素晴らしい。
2005/10/27
プーク Andy Lowholさん、こんばんは。これからでしたら、色々と関連イベントがあるので更にお勧めです。(特に10月29日(土)のトーマス・デマンドのアーティスト・トーク…個人的に大変興味あります。)秋は他の季節より展覧会の企画が充実しているので迷いますよね。
プーク 祥さん、お忙しそうですね。そうなんですサンダー、言葉もですが作品も勿論素晴らしかったです…!個々の作品に触れられませんでしたが、どれも良かったですよ。時間があったらいつまでも見れてしまう、時を忘れる程でした。祥さんの感想聞きたいです。
カオナシ おっ、面白そうですねぇ。 Bernd & Hilla Becherの作品なんかまるで産業遺産( http://sangyou-db.jst.go.jp/ )の写真集みたい。
プーク カオナシさん、興味深い情報をご教示頂き有難うございます。産業建築というモチーフはベッヒャー夫妻の題材とほぼ同じと考えられますが、彼らのタイポロジーの成功は60年代のミニマリズムの流行が背景にあったことを考えると、何か考えさせられるものがあります。↑このサイトとても良いですね。
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