PowerMate
New!! PowerMateをネタにしたバカムービーを作成
http://homepage.mac.com/baka_movie/...
USBで接続するボリウム式コントローラ。デジタルなインタフェースの塊であるコンピュータに、アナログ的な操作をもたらす製品。MacWorld Expo 2002の会場でバカ売れしていた。
音量を調節するとか、各アプリケーションのキー操作をこれで行うといった用途に使うのが一般的だが、各アクションからAppleScriptの呼び出しも行えるため……
iBookにつないだPowerMateをクリック → AirMac経由で離れた場所にあるPowerMacのCD-ROMドライブをオープン
iBookにつないだPowerMateをクリック → AirMac経由で部屋にあるPowerMacのCD-ROMドライブが一斉にオープン
iBookにつないだPowerMateをクリック → AirMac経由で地球の裏側にあるPowerMacのCD-ROMドライブがオープン(AppleEvent Over TCP/IP)
といったことも可能(PowerMateをゲットして最初にやったのは、やはり前出のAirMacごしのCD-ROMドライブ開閉であった)。
また、LEDの明滅間隔および輝度についてもAppleScript側から随時設定できる。他のアプリケーションとの連繋によってまったく新しい用途を開拓可能な、実にユーザーの想像力を刺激する素材でもある。
少し考えてみただけでも、
・メーラーの着信情報をPowerMateの点滅で表現
・バッテリー残量をPowerMateの輝度で表現
・作業の残り時間をPowerMateの輝度で表現
といったインタフェースに利用できる。さらに、実用性はさておき、モールス信号の表示用にさえ利用できることだろう。
iWeek 2002のバカムービー研究会のデモで、「PowerMateを自爆スイッチにする」というデモを実施。その場でAppleScriptを組んで、自爆メッセージのあとに声でカウントダウンを行わせてみた。
ただし、注意しなくてはならない点もある。AppleScriptの呼び出しは、アプリケーション形式で保存されたスクリプトをオープンするという扱いになる。このため、一部のスクリプト対応度の高いアプリケーションでは、逆にそのイベントをアプリケーション側が解釈してしまう。たとえば、著名なアプリケーションでは、
Eudora・・・スクリプトがメールに添付されてしまう
Microsoft Word・・・文章としてスクリプトのファイルをオープンしてしまおうとする
といった現象が見られている。これは現状のPowerMateのドライバ側でファイルオープンのイベントを実装しているためで、openのイベントの他にAppleScript呼び出し専用のアクション動作が追加されることが望ましい(Keyspan Media Remoteのような形になることが理想)。
なお、もう少しおとなしくてまともな用途については、
http://www.airmac.org/powermate.html
にまとめている。意外とFinderの補助インタフェースとして使うと便利。左手にPowerMate、右手にマウスという使い方が意外なほどフィットしている。
【Mac World Expo SFにて】
相棒がGriffinのブースを訪ね、「俺たちはこういうもの(=Newt On)を作っている。その認識アクション呼び出しにPowerMateを使うことを考えている。だから、Mac OS X版ドライバでAppleScriptが呼べ出せないと困る」と言ったところ、向こうの技術者に大ウケしたとのこと。
対応してほしいんだがー(ーー;>アクションからのAppleScript呼び出し
【PowerMate ドライバv1.1 for MacOS X登場】
ほぼβ版的な完成度のまま出されたv1.0に対し、どの程度の機能改善が図られているかが見所。
全体的には、Gaming Modeの追加、ダブルクリックアクションの削除、およびSensitivityが有効になったこと……の3点が大きな変更点。
v1.0では押し回しアクションとクリック動作の区別がつかない場合が多く、操作感を著しく損ねていた。今回のv1.1ではこれを解消することが大きな目的と見てよい。残念だが、ダブルクリック・アクションの復活は難しいだろう。全体の操作感を維持するためにはやむを得ない判断、と前向きに受け止めている。
だが、好意的に評価できる点ばかりではない。
このドライバが根本的に抱える欠点が、依然として感じられるからである。
それは、アナログ的な……換言すれば、連続的な変化量を伝えるためのインタフェース・デバイスであるはずのボリウム・コントローラから入力される信号が、依然としてデジタル的・パルス的な入力しかもたらさないという否定しようのない事実である。
速く回したときには大きな変化が、ゆっくり回したときには少しの変化があるような、よりアナログ的感覚に近い操作感覚……それこそが求められるものとなろう。
だが、見た目のアナログ感と実際のオペレーションのデジタル感の乖離が、使用している中で不自然な感覚を利用者に抱かせてしまうのではないか? その思いは操作を試すたびに募っていく。
まだある。
アクションに対してAppleScriptを割り振れない点は、大きなマイナス……というよりは、大きな課題を残しているように見受けられる。数少ないアクションを効果的にさまざまな機能に割り振るためには、スクリプトで状況判断を行って柔軟に対応を行うしかない。
ただ、AppleScriptの仕組み自体が曲がり角を迎えようとしているこの時期に、そのような機能の実装をあえて避けたようにも見える。WWDC以降に出てくるドライバアップデートまで、この点については「評価保留」とせざるを得ないだろう。
個人的には、FinderにiPodの操作感覚をもたらすデバイスであってほしい。Finderを使うのが楽しくなるような、そんな位置づけだ。
だが、現状のFinderのままではそれを実現するのは辛いだろう。カラムビュー表示時にフォルダを選んだ場合、すぐさま次の階層が表示される。これを抑止できれば随分操作感は変わってくる(上下スクロール優先)筈だ。
全体的には、β2という印象を拭えないでいる。ただしそれは、やがて出てくるであろう「本当の正式バージョン」への期待を含めた評価であることも付記しておきたい。
(2002.4.20)
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コメント (7)
最新コメント5件
2002/04/17
ぴよまるソフトウェア Expoのときに、ファイルメーカーProでプレゼント抽選用のシステムを運用しておりました。画面に巨大なボタンを貼り付けていたにもかかわらず、どれがボタンか分からない方が多数おられました。こういう場合には、マウスもキーボードもつなげないで、PowerMateだけつなげて、これを抽選スクリプトの呼び出しボタンにするとよいかと思われました。
2002/04/18
NYANKO 金庫破りゲームってどぉですか?[をい]
ぴよまるソフトウェア iPodの使い勝手をMacOS XのFinderにもたらすようなソフトの登場を首を長くして待ってます。MacOS XのFinderの操作性がナニなのを一気に解消できるんでないかと。きっと世界のどこかで誰かが作っているはず。
2002/07/17
スミタニ チヒロ 使ってみて初めてわかるけど、確かにアナログ的な操作感が実現したらホントにすごいでしょうね。うぉー自分でプログラム出来たらなぁぁ...
2003/01/28
ぴよまるソフトウェア Mac OS Xの画面拡大/縮小のアクションを割り当てたら、すごくいい感じです。文字が小さくて読めない場合などにPowerMateをくるくるするだけ。ぜひお試しを。
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買いました。ブリージングに癒されています。
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