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コトワザノチカラ

ことわざの力―この共生への知恵づくり

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村瀬学・洋泉社

 ありふれた日常品を比喩に用いて、微小な物語が構築されている「ことわざ」。筆者は、その発生と状況に着目し、具体的な風景、イメージを掘り起こす。

 よく使用される「石」、「鬼」、「口」(などの身体の一部)、に関連する「ことわざ」を集めてイメージを抽出する。たとえば、「石」は、「堅いシステム(共同体)」、「鬼」は、「所から所を渡る人が、その渡りをじゃまされるときに見てしまうもの」という風に。

 そもそも「ことわざ」は、中世に広がったと考えられている。そこでは、異言語(方言)を話す人々が、たくさんの国に分かれて、争い、共存していた。このとき人々の間で、異文化を橋渡しするために考案された発想法が「ことわざ」ではないか、という読みである。また、体験や智恵を一般化し、伝えるための最小限の「記憶術」でもあったとも。
 「ことわざ」恐るべし。

ことわざの力―この共生への知恵づくり

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半無人画像 投稿者:
半無人
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  • 2005/11/20更新
  • 2005/11/19登録
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コメント (2)

2005/11/20

島崎丈太 現代からは「ことわざ」は産み出されてゆくのでしょうか? 世代間の言語感覚が相当ずれてきているので、今の時代の言葉が先々残って行くのか、よく判りませんが。 それにしても最近は若い世代、諺を全く使用しない人たちも居るのではないか、と心配になります。

半無人 人生を支えるよい力になると思いますよ。俳句などと違って、作者がわからないところも興味深いですね。

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