メドレヴィング チテイカラノチイサナホウモンシャ
メドレヴィング―地底からの小さな訪問者
ドイツの作家キルステン・ボイエの2004年の作品。
小人や魔法(超能力?)の出て来るファンタジーですが、物語全体の印象は少年探偵団ものの冒険ミステリー、読んでいてリンドグレーンやケストナーの物語をふと想起します。
舞台は現代ドイツのハンブルグ、ボロアパートに住む母子家庭の12才の少年ヨハネスが主人公です。高校で再教育を受けながら夜間働いている母親、貧乏故に川でボート暮らしをしている父子家庭の幼馴染みの少女、貧しくて苦労しているけれど登場人物は皆前向きに元気一杯です。
ある日少年の住むアパートの中庭に小人が現れます(小人といっても手のひらに乗るような大きさではなく犬猫くらいの背丈はあるようです)。地底のトンネルで繋がっている小人の王国「メドレヴィング」から行方不明の父親たちを捜しに来た少年と少女でした。
小人の持つ力の秘密を知り悪用しようとしている人間「カイン」がヨハネスの身近にいるようなのです。
カインとは誰なのか、小人の父親たちは何処にいるのか・・・。
カインが誰なのかはすぐ見当がついてしまうけれど、小人たちは次々と増えていくし、母親に隠して小人を助けようと右往左往するヨハネス、利発で勝ち気でおしゃべりな幼馴染みの少女等々とても賑やかでユーモラス、楽しい物語です。
- 商品名: メドレヴィング―地底からの小さな訪問者
- 価格: ¥2,520
- 著者: キルステン ボイエ
- 出版社: 三修社
- 発売日: 2006-05
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- 2012/01/26登録
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