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菊地成孔 / 南米のエリザベス・テイラー (きくちなるよし / なんべいのえりざべす・ていらー)

  • 菊地成孔 / 南米のエリザベス・テイラーの画像

ちょっとだけ久しぶりのKW登録は、最近メディアの露出も著しい菊地成孔のアルバム「南米のエリザベス・テイラー」です。
菊地成孔という名前を知るきっかけになったのはテレビ番組「情熱大陸」でした。
歌舞伎町に住む男性。東京大学特別講師。文筆家。評論家。そして音楽家。幾つもの顔を持っているその姿が印象に残っています。

そして、この人の音楽的人気の根源でもあるのが「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN」というジャズバンド。
一度彼らの演奏を聴いた事があるのですが、その音はとても難解で複雑でした。
ジャズとは言っても、今まで聞いた事のないような音。まるで不協和音を楽しんでいるようなメロディレスな展開。「そうか、これが菊地成孔の音なのか」というイメージがそこで付いてしまったんですね。

で、その菊地成孔のソロ・アルバムであるこの作品。
この作品にも「DATE COURSE...」に似たムズカシイ音の扱い方が残っています。でも意外や意外、全体としてはとても聞きやすい!
タイトルからは予想し難いですが、とてもムーディです。艶っぽいヴォーカルが当てられていたり、アコーディオンやサックスがなまめかしく鳴り響いたり、とってもオトナな雰囲気。

また、楽曲にはメロディラインのあるものとメロディレスなものが半々に収録されているのですが、そこで気付いたのがメロディレスな音楽の魅力。
最初とても難解な印象を受けていたのですが、聞いてるうちに演奏に隠れていたグルーヴを感じ取れるようになりました。

ジャズはメロディだけで聞くにあらず。それぞれの楽器の音色や、それが交わって生まれるグルーヴ感もまた魅力なり。
そんな教えを乞う気分でした。ジャズの魅力がまたひとつ。
 
 
myホームページに遊びに来てね♪

canpassnote.画像 投稿者:
canpassnote.
  • 2005/12/19更新
  • 2005/12/19登録
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コメント (6)

最新コメント5件

2005/12/19

canpassnote. 「しゃべらナイト」出演されていたんですね。ということはやはり英語も堪能…? 文筆家の一面もあってか、音楽のタイトルひとつひとつにもストーリー性を感じます。楽しめると思いますよ。

2005/12/20

toho 「堪能」が二回転半位して、断固「日本語英語を貫く姿勢」になってました(笑)ライブ見に行かれたのですね?今はとってもチケットが取りにくくなったようですよ。あ、あとcampussnotesさんのHP、毎回かっこいいデザイン!!楽しみにしています

canpassnote. 「日本語英語を貫く」なんかこの人らしい気がします(笑)。Date Course...の演奏はCDで聴いたのですが、なんか聞き込んで行けば凄く味がありそうな作品でもありました。 あとサイト来てくれてありがとうございます!そういってもらえると凄く嬉しいです(^^)

EDKIM 個人的には自分の作品より他人のプロジェクトに参加しているときの彼の演奏が好きです。チャラ、浅田祐介、かの香織他多数の作品にサイドメンとして参加しています。一部では「裏ドリカム」と呼ばれていた第一期Spank Happyもこのころですがブレイクせず。その後大病をしてげっそりやせてヨレヨレになりながらも新宿ピットインなどでジャズスタンダードを中心に演奏していたころは痛々しいながらもグッとくるものがありました。ここ数年いわゆる「セレブリティー」的(確信犯)な扱いを受けるようになってからの音楽活動は精彩を欠いているように思います。いろいろ意見はあるともいますが、彼の英語のボーカルは「大阪弁英語の綾戸智絵」や「John Lennonのアルバム中のオノ・ヨーコ」なみに気持ち悪いと思います。本人は面白がってやっているんだと思います。ライブのMC(これがまた冗談だ他本気だかわからなくてすごく面白い)で印象的だったのは「自分はあくまでもジャズファン」という発言です。文章は相変わらず面白いです。

canpassnote. 結構有名な方のバックをつとめていたんですね。印象として、獣道を歩いてきた一匹狼みたいな感じがしたんですが(笑)、この人の人生が音楽にも大きく影響してるんでしょうね。 文章は面白いですね。タワレコのサイトに載ってる批評文も味があります。

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