MOOTS/Vamoots-SL
もういい歳の僕は自転車もそろそろ一生ものをと常々考えていた・・・
そうだ、墓まで乗っていきたい自転車が欲しいっ!
自転車の世界では軽さこそが正義っ!
そんな中、なんたって有利なのはやはりカーボンバイク、現在では車体重量が5~6kgの完成車を作るのは案外簡単に出来てしまうしかも今時のカーボンは丈夫だ、剛性の面(数値的に)から言うと他の部材を大きく引き離している。
実際踏んでみても力が逃げな過ぎて常人では関節を傷めそうなぐらい硬い、これらはもう車界におけるロードゴーイングフォーミュラーマシンだ、そんな代物がちょっと頑張れば?例えば平均的なサラリーマンのボーナス2回ぐらいで買えてしまう。
最近更に進化した高級フレームの中には路面からの衝撃のみを吸収しライダーの入力は極限迄無駄にしないフレームが出始めた。
・・・と、まあ上の話は1分1秒を争うアスリートの道具の話、上記のようなマシンの中には岩の角にコツンと当たっただけで二度と再生不能のフレームも有ったりする、レース中何台もスペアが用意されているプロのロードレースならそれで良いかもしれんが、これから何年乗れるか解らんけどそんなフレームでは変なこけ方をしようものなら墓にはおろかゴールの温泉にもたどり着けないかもしれないのだ、だいたい火葬場で燃え尽きてしまう(笑
しかもここは物欲空間、かっこ悪くちゃ話にならん、物としての価値も大切、良く見掛けるものなんか要らない、消費型の物に愛情は湧かないのだ
ちと余談を一つ、昔読んだ車雑誌に所有する車の幸せ度数を満足度折れ線グラフの面積で表しているコーナーがあった。
挿絵が寺田克也氏だったのでよぉく覚えている。当時僕はその内容に激しく共感した。
例えば量産スポーツカーは短期にガツンと満足度は上がるが人気が有れば有るだけ皆が買うので陳腐化は早く以外に面積は狭くなる。
最初の満足度は低くてもずっと安定して長く愛せる車のほうが面積が広く幸せ度は上だ!という主張の記事だった。
今回そういったところも激しく考慮。
一生もののフレームを選ぶ上で今最も最適な部材、今最も超寿命のフレーム部材、チタンだ、そして僕はチタンフェチだ!、テンションを維持するには持って来いの部材と言える
チタンは酸化物による薄く安定した不動態被膜(鉄でいう錆)が形成され、これが極めて強い耐食性を発揮する、剛性もすこぶる高いわりに衝撃吸収性にも優れ一般的にはシルキーな乗り味になり疲労しにくいと言われている、カーボンがF1ならチタンは高級サルーンと言えるかも知れない
本当はロングライドを目指す初心者には持って来いのフレームなのだが・・・ネックはなんと言っても値段だ、一般的なチタンフレームで使う加工前のパイプが1mあたり約30,000円と言われている、しかも加工にはとんでもなく手間がかかる、それは特殊な溶接方法(不活性ガス(アルゴンやタングステン)の中で溶接)を用いなければならないのだが、1台分のアルミフレームがほんの20分ほどで仕上がるに対し、チタンフレームを作るのには5~10時間も要すのだ
・・・とまたチタンの事を語りだすと結構長くなるのでこのへんで。
昔に比べチタンを扱うメーカーも大分増えてきて選択肢も広がった、挙がった候補の中にはとんでもない金額の物もあったが、心の平和も大事、以前から目をつけていたチタンフレームビルダーでは中堅どころ、仕上げも美しくまだほとんど普及していない『MOOTS』を選択した、ここはステムとシートピラーもチタンで作っていてフレームと共通デザインなのにも惹かれた(以外に少ないのよねそれ)
先日『自転車部恒例大島ツーリング』に初投入したが、身体に与えるダメージの無さにビックリ、年齢からか、たいてい2日遅れくらいに筋肉痛や関節痛が来るのだが今回3日経っても4日経っても音沙汰無し、これは投資の価値、十分に有りだ
因みにステムの横に写ってるのが物欲2005エントリー候補第2位だったeTrex Vista C(自転車用ナビ)










