日本写真家協会企画展「日本の子ども60年」-21,900日のドラマ-
東京都写真美術館にて開催中の写真展です.戦後60年の歴史を,子どもたちの写真を通じて物語っています.会期は2006年1月9日までです.
原爆直後の様子から,戦後の貧困,高度成長,公害,受験,阪神淡路大震災,そして今,日本が戦後歩んできた60年間が,子どもたちの姿の中に,表れているようでした.
個人的に印象に残ったのは,集団就職の写真です.というのも,私の故郷は長崎の五島列島なのですが,父親が中学卒業後,集団就職で名古屋に行ったという話を聞いたことがあったので,妙にリアルに感じたからです.まさにその当時の五島列島からの集団就職の写真があって,ちょっとびっくりしました.
自分の身近な人の歴史の一片が,全く無関係の場所で目にした一枚の写真から感じられた,それだけでも,行ってよかったなと思いました.
写真が写し取るのは,単なる事実だけではないのだな,ということを改めて思いました.
もう一つ,ちょっと嬉しかったことがあります.時間がなくてあわてて入ったので,(かなり重い)荷物を持ったままだったのですが,一度外に出てロッカーに預けてきてよいか尋ねたところ,受付のところにいらっしゃった方が,笑顔で了解してくださったことです.戻ってきた時も,「時間がなくて,申し訳ありません」と気遣ってくださり,とても印象が良かったです.その方は,おそらくカメラマンの方だと思うのですが(展示写真を撮影された方の一人なのでしょうか?),人柄の良さが感じられました.
時間がなくてゆっくり見て回れなかったのが本当に残念でした.
下記URLは東京都写真美術館です.
- 2006/01/05登録
- 889クリック
「日本写真家協会企画展「日本の子ども60年」-21,900日のドラマ-」を検索
- メイン
- コメント(2)
- つながり(3)
- トラックバック(0)
コメント (2)
2006/01/05
プーク ん、さん、リンク有難うございます。私がみにいったふたつの展覧会と同時開催されていたのですね。うっかり見逃してしまいました。ん さんの文章を読ませて頂いたところとても良かったようで…見逃したことが悔やまれます。
ん プークさん,コメントありがとうございます.写真展,よかったです.ちょっと大げさな言い方かもしれませんが,写真を介して,撮る人,撮られる人,観る人,それぞれがリンクしたような不思議な気分になりました.こういう気分になれたのは,集団就職の写真と荷物のエピソードがあったからなのかもしれませんね.ふたつとも嬉しい「偶然」でした.プークさんが行かれたふたつの企画展にも行きたかったのですが,時間がなくて,会期ぎりぎりのこの写真展に行きました.時間を見つけて,ふたつの方も見に行きたいです.
つながりキーワード (3)
「写真展・岡本太郎の視線」 / 東京都写真美術館
- (プーク)
2/18まで東京都写真美術館にて開催中。岡本太郎が50~60年代に撮影した写真を中心に、民族学への関心から日本らしさの再発見にいかに貢献したか、また拡大されたコンタクトプ...
植田正治の没後、日本初の回顧展が2/5まで東京都写真美術館にて開催しています。鳥取県出身の氏は砂丘で撮影された遠近が等価にみえる不思議な構成の、独特な作風で知られています...
東京都写真美術館
- (ポー)
写真史の授業で課題を出されたのをきっかけに通い始める。 初めて行ったとき、3階にある「カメラ・オブスクラ」でテンションあがりました。好きな美術館の一つです。良い美術館。 企画展では見忘れた...







「写真展・岡本太郎の...
植田正治:写真の作法...
photoback BUNKO...


