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知の構築とその呪縛 (チノコウチクトソノジュバク)

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大森荘蔵、ちくま学芸文庫

 ものものしいタイトルだが、中身は「論理的科学史」。

 筆者は、常識を世界の「略画」とみるならば、科学は世界の「密画」に当たると言う。しかし、この「略画」から「密画」への歴史的展開にあたって、ある誤解が生じた。

 誤解の起源は、ガリレイ、デカルトにある。そこで、「デカルトの懐疑」への懐疑(幻滅論法)、知覚因果説への反論を経由して、最後はお得意のスペシウム光線「重ね描き」で決め、というわけだ。

 はじめの方に、東西の古代、中世にわたる略画的世界観への注釈、解説がある。とくに、(末尾解説でも指摘されるが)丸山真男の徂徠解釈に反論する箇所は息を飲む。

知の構築とその呪縛

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半無人
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  • 2006/01/12更新
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