くるり『図鑑』
「すごいぞ、くるり」
ある意味、この言葉がこのアルバムのすごさを物語っている。何がすごいってよくわからないけど、それでは説明になっていないので、歌詞を並べてみる。
「夕暮れ前の東向日駅梅田方面行きのホームが好きだ、本当に好きなんだ」(「チアノーゼ」)、「夕暮れのスーパーマーケットの前ですうタバコやそれを見て微笑む愛する君のまなざしや」(「街」)、「必要なのは愛だけさ愛だけさ 笑うなよ、殺すぞ」(「ロシアのルーレット」)。
固有名という記憶で作り上げられつつも、、それで閉じる空間を否定し、世界に出ようとする意思。歌詞のエントロピーもさることながら、ロックという音楽が、その世界を作っている。
- 2006/05/10更新
- 2006/02/20登録
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