関心空間はブックのクチコミも満載!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

トゥルーデオバサン

「グリムのような物語 トゥルーデおばさん」

 ネムキ連載中のタイトルは、「グリムみたいな」だっけ?気になったので調べてみたら、「グリムかもしれない」でした。
 諸星大二郎による、グリム童話アレンジ作品集。勿論昨今山のようにでている、ブラックユーモア一辺倒のアレンジではない。
栞と紙魚子シリーズ以降、肩の力が抜けるか脱臼したかのような、江戸時代の黄表紙のような飄々とした笑いを作風にとりこんだ諸星だが、この作品集は、最近読んだ諸星作品の中では最も初期の諸星節が炸裂しているようにおもう。別の言い方をすると、いい意味で最近にはない凝縮された鉱物的な緊張感がこの本に収録されたいくつかの短編のなかには保たれている。
 作品の中では表題作の「トゥルーデおばさん」と「鉄のハインリヒ またはカエルの王様」がいい。ちょっと、滑ったかなと思うのは「美女と野獣」を基にした「夏の庭と冬の庭」。滑ってても諸星の場合十分面白いが。それにしても、ユルユル。
 

「グリムのような物語 トゥルーデおばさん」

このページに
携帯でアクセス

2次元バーコード対応の携帯で読み取ってください

Rume画像 投稿者:
Rume
詳細情報
  • 発売元: 眠れぬ夜の奇妙なコミックス
  • 原題: グリムのような物語「トゥルーデおばさん」
  • 人名: 諸星大二郎
  • 価格: 762円+税
  • 2006/02/25更新
  • 2006/02/25登録
  • 4637クリック

このキーワードを共有する

コメント (1)

2006/12/29

Rume 第二弾の「スノウホワイト」がでました。これも面白い。

つながりキーワード (10)

11年ぶりの諸星版西遊記の新章! 西域篇です。 大唐篇が10巻、再販されているんですが金銭面での問題で買えていません…が欲しいなーー。 孫悟空がイケメンです。自分勝手な...

日本を代表するマンガ家の1人。 『MATRIX』はとても好きでしたが、 「こんなん、とっくに諸星大二郎がやってるじゃん。」 と思ったのも事実です。 わたしは非常に短編...

少年の成長グラフティというものは、多分にもれず読み応えがある。 これは「孔子暗黒伝」のような、諸星大二郎の壮大な野望が空回りしている作品ではないが、小粒で良質の作品を集め...

漫画諸星大二郎

  • (ハナミ)

   精緻な構想力で不思議な世界を描く異色漫画家。主なジャンルは、SF、ホラー、伝奇ものなど。  1949年、長野県生れ。1974年、『生物都市』で手塚賞。1992年、...

諸星大二郎のマンガ。 ネジ一本抜けた性格の栞と古本マニアのしっかりもの紙魚子の女子高生コンビが活躍するコミカルな怪異潭。 まったりしたいい味です。日常な異常という世界観が好き。 「栞と紙魚子...

漫画西遊妖猿伝

  • (しづっち)

諸星大二郎さんの伝奇西遊記!連載は長いんですが、このヒトの絵はほんっと変わりません。代表作ではコレですが、暗黒神話とか、最近では碁娘なんつーのも出てます。読んだらはまりま...

妖怪ハンターシリーズの新作でないのかなあ。 ファミコンソフト「暗黒神話」ほしい!

「不安の立像」で全くコメントがつかなかったので、作家名に変えてみました。個人的には稗田礼二郎が一番スキです。(しかしジュリーの稗田礼二郎はあんまりだったと思っている)

『子供の遊び』という短編漫画を読んだとき、この人は本当に天才だと思った。現実と非現実の区別がつかなくなりそうな、そんな感覚に襲われた。この話がもし現実だとしたら、ここにい...

漫画魔障ヶ岳

  • (南無喝)

待ちに待った諸星大二郎作品が既に出ていたのに気づかないでいたとは! って宣伝とか無いこういう系統の作家のファンだと、このサプライズ感もまた楽しみの内なのさ。 もう一冊単行本も出ているみたいだ...

携帯でこのページにアクセス

「グリムのような物語 トゥルーデおばさん」

2次元バーコード対応の
携帯で上の画像を読み
取るとアクセスできます

トラックバック (0)

まだトラックバックされていません。

トラックバックURL
http://www.kanshin.com/tb/keyword-912006

キャンペーン


ロケットニュース24

未来検索 ガジェット通信
ページの先頭へ ページの先頭へ