リービング・ラスベガス
主人公の男(ニコラス・ケイジ)は片時も酒瓶を話さず、車の運転中も、シャワー中も、ストリップ(?)を見ている間も、ゴクゴクとお酒を口に流し込んでいて、なのに表情は嬉々としていて妙なハイテンションなので、観ていてキツかったです。男はもう最初からお酒を飲んで死ぬのを固く決めているんですね。ラスベガスで出会って愛し合うようになった売春婦にも「絶対に”お酒を飲むな”と言わないよう約束してくれ」と頼む。売春婦は分かったわと言って、携帯用の酒瓶をプレゼントする。重度のアル中にですよ。愛しているなら絶対に出来ない事ですよね。好きな人には生きて、自分の傍にずっといて欲しいと思うだろうから。だから、このプレゼントのシーンはこの映画の中の数あるショッキングなシーンの中でも、上位に入る衝撃的な場面に私の目には映りました。どうして?みたいな。だけど、同棲しはじめる二人を観ていくうちに、「ああ、こういう愛の形もアリなんだろうなあ」と感じました。共感はしない。だけど、彼女の行動がなんとなく理解は出来るかな、みたいな。なんとなく、ですけど。
ニコラス・ケイジの演技に圧倒されっぱなし。
ショックな映画でしたが、ものすごく面白かったです。色々考えさせられました。
- 2006/03/10登録
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