オオサカコトバジテン
大阪ことば事典
大坂生まれの自分として購入してはや20年超、最近新版が出ましたが、ことば辞典として基本は同じ。もともと両親は船場の生まれ育ち、船場ことばの雰囲気はいまでもしっかり記憶。 京ことばに伍するもの。(上方ことばとして同類) ことばは文化、TVのことばは変な関西弁、大阪ことばでない。
へんな言葉遣いはない。
歴史的にも船場は古くより京からの流れがあったし。
上方・西鶴と近松の世界と江戸時代からのことばの世界は味わいのある独特な上品で豊富な語彙。浄瑠璃のことばでもある。
味わい深い表現が随所にかいまみれます
紹介文
大阪船場に生まれ育った生粋のなにわっ子、
稀代の大町人学者とよばれる牧村史陽が、40年の歳月をかけて編纂したライフワーク。
西鶴・近松の時代から現代まで、市井の老若男女のことば6400語をあげ、最も大阪らしい表現はもとより、
歴史的地名・歌謡・俚諺・遊戯・風俗・習慣・年中行事を微に入り細をうがって解説する。
町の雰囲気、人々の生活、人情まで生き生きと映し出す編者ならではの無類の事典。
全項目にアクセント付き。
阿呆と馬鹿の違いは?
アホ【阿呆】(名) 智恵の薄い者。おろかもの。アホォではなく、アホと短く発音するところに大阪弁の特徴がある。阿呆と馬鹿とはどう違うか。双方とも愚鈍には違いないが、阿呆は、花曇りのようにぽうっと暖かい感じがあり、馬鹿は、夏の光線のように明快で、はっきりしている。(中略)大阪落語の主役は、常にこのアホである。東京では、「そそっかし屋」の粗忽者がよく話題のヒーローになって、大阪ほどアホや「愚か者」が第一線に登場しない。大阪落語に活躍するアホこそ、実に大阪らしいユニークな、芸術的天才だといえる。――<本文より>
- 2006/03/14更新
- 2006/03/14登録
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