世界の中心で愛を叫ぶ
ごめん。やっぱり私セカチューで泣けない。
だいたい恋愛小説で泣いたことがない。特に男性作家の恋愛小説は女性の描き方が理想化されすぎてて読んでいて恥ずかしくなる。とてもじゃないけど共感できない。あぁ、しょっぱいしょっぱい。
しかしだ。
セカチューは違う。コレを読んで日本中が泣いたそうではないか。柴崎コウが泣きながら一気に読んだらしいではないか。あの泣く子も黙らせるほどの鋭い眼光を持った柴崎コウが泣いたくらいだ。
相当のものであると判断できる。
セカチューならば、氷の心を持った私の涙腺を解凍してくれるのではないか。そんな淡い期待を胸に、購入したわけだ。決してブックオフで100円だったのをたまたま見つけたからではない。断じてない。
でだ。
案の定泣けなかったわけである。
日本中が泣いた話を真顔で読む女。わしゃ悪魔か。
とにかく、あっしにゃあ解らんですよ。朔ちゃんがなんであんなにしつこく凹むのかが。好きな人が死ぬという事実は悲しい。それは解りますよ。でもその悲しみが伝わってこない。あ~そうそう解る解るそういうの。ってのが全くなかった。リアル感がなかった。往年の大映ドラマにも似た違和感を感じた。
前知識がありすぎたのもあるが、泣かせよう泣かせようとするあざとさに鼻白んでしまったというのが一つ。そして、私が女であるというのが一つ。作者と同性であればもう少し共感できる部分があったのかもしれない。
駄作なわけではないと思う。これだけ多くの人の心を動かした作品なのだから。実際、文章のセンスはいいと思うし、ストーリーも悪くない。
たぶん私との相性がよくなかっただけだと思う。私、本当に冷たい人間なのかもしれないなぁ。確かに年を取ると感受性は薄れていくものだと言うけれど。。。
微妙に凹むなぁ。。。
世界の中心で叫びたくなるほどの愛を見つけたとき、もう一度この本を読んでみよう。
- メイン
- コメント(1)
- つながり(1)
- トラックバック(1)
コメント (1)
2006/03/15
equinox_12 私もこれのどこがいいのか分からなかったです。でも本屋で、中学生くらいの男の子が、もう一人の男の子に「この本いいよ」と薦めてる場面に出くわし、ちょっとショックでした。
つながりキーワード (1)
キャベチュー
- (エリック)
日曜日、朝のテレビで紹介してました。脱力しました。レポートしていたのが東MAXだったのも脱力したのですが、企画の脱力さ加減には負けました。サイトの下の方にある手書きの駐車...
トラックバック (1)
柴咲コウの過去って。。。
- nanameme | Tracked: 06.4.18 8:49 pm
ワタシが女子高生時代ってミクロ系の「ミ」の字もなかったような。。。 柴咲コウって、ずーっと東京に住んでいる都会っ子だと思ったら離島出身なのね。
- トラックバックURL
- http://www.kanshin.com/tb/keyword-921712







キャベチュー
『フィールドライフ』
『everblue』
はじめての西国三十三...


