ジェネリック医薬品
最近TVや新聞で耳にするジェネリック医薬品というものは、今あるお薬の後発品です。本日4月1日から安価なジェネリック医薬品を患者さんが選ぶことが可能になりました。
ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、新薬の独占的販売期間(有効性・安全性を検証する再審査期間及び特許期間)が終了した後に発売される、新薬と同じ有効成分で効能・効果、用法・用量が同一であり、新薬に比べて低価格な医薬品です。
製薬会社にいたものとしては、大変興味があります。
1つのお薬を作るのには大学の先生やら病院の先生やら製薬会社が、たくさんの機械やら研究開発費とたくさんの年月をかけてつくります。試行錯誤の結果生まれたお薬は、当然薬価も高くなります。
再審査期間という時期がありそれを過ぎると 同じ成分、容量 で他の製薬会社からそのお薬を作る事ができます。後になって ゾロゾロと同じ薬が出てくるので 『ゾロ品』とも呼ばれます。
先日テレビでしていましたが、イギリスではこのジェネリック医薬品が国民に普及するまでに10年かかったようです。日本ではどうでしょうね。日本人の特徴としては、”安かろう悪かろう”というイメージや、知らない会社のモノは・・・ちょっと、というのがあります。この傾向は年齢が高くなるにつれて高いように思います。
”安かろう悪かろう”感覚に思っている方が多い中、”安いけれど同じ製品”は、どう受け入れられるのでしょうか。
これからの高齢化社会において、医療費の増大は予想されますが、4人に1人は65歳以上という時代になる今、老人1人の1ヶ月の薬代はどれほどの国民負担か、という観点から見てもこのジェネリック医薬品というのは、どういう位置になるのか興味もあります。
薬剤師さんからの意見では、お薬がこれ以上多くなると処方ミスが増えたりという不安があるようです。だからお薬を製品名ではなく成分名で呼ぶようにしたりそういった工夫をしているようです。
会社側からすると、患者がお薬を選ぶ時代となり、ただでさえ競争の多い業界、いっそう激化することと思われます。医薬業界の合併は既に銀行の合併のように行われています。幅広い分野での力強いタッグを組むことによって勝ち組、負け組みが出てくるように思います。
やはり薬を選ぶのは、私たち。もっと薬のことを知り、選ばないといけないと思います。
(20060412)
今日のWBSで特集していました。
ジェネリック医薬品会社の意気込みを感じました・・・。
最近はCMが増えました。
(20060508)
調剤薬局にて薬剤師さんと老人の会話を聞いたので追記。
薬 『ジェネリックについて説明させてもたったかなぁ?』
老 『いいや』
薬 『おなじ効き目のお薬がお安くなるのよぉ。』
老 『1万も2万も違うわけちゃうやろ、10円とかやろ?』
薬 『10円20円やけどね』
老 『めんどくさいからこのままでええ。』
そして説明は終了。こんなものなんかもしれません。
(20080218追記)
本日2/18の日刊薬業にて 大阪府医・府民意識調査にて
ジェネリック医薬品の処方希望者は5~6割とのこと。
処方を希望する理由のトップは 『価格が安い』
処方を希望しない人の半数は 『品質や安全面に不安を感じる』と回答
最近黒柳徹子の人形がしゃべるCMが目に付きます。
勇気を出して言ってみようと歌うCMです。
今勤務している製薬会社のあるお薬は
今年の7月に28社から出ます。
メーカーはこんな現状です。
私の言葉で書きましたので不十分な説明になっております
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- 2006/05/08更新
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最新コメント5件
2006/04/02
RIKA 4月の診療報酬改定で、うちの病院でも後発品変更可の処方箋を発行するようになりました。ただ医師によってはジェネリック医薬品に対して責任を持って患者に勧められないと考えている人もいるようです。同じ成分の薬品でも体内に入った時の効き方などが先発品とは異なると聞きました。患者さんはもちろん、医療機関にとっても難しい課題なのだと思います。
2006/05/08
まみぞう 最近、お医者さんのお世話になってないですが、一度は試してみたいなあと思ってます。10円20円も積もり積もれば何とやらですからね。
かつみ1224 医療費が、少しでも削減されるのなら、検討の価値大、やと私は思います。★確かに、「塵も積もれば…」ですし。薬代よりも、診療代に比重を置きたいですもの。
2006/05/20
かずきゅう おれは大学で薬学部なんですが、学校で習っているうちにこのジェネリック医薬品のことも習いました。個人的にはオッケーやと思いますが、安けりゃいいじゃ~ん、で簡単に済まされちゃいけないって言うのが医療問題の深さによるとこですね。
まみぞう 一番いいのは健康でいることなんでしょうけどね・・・お薬がなくっても元気でいれる丈夫な体がほしいです。
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