好きだ、
石川寛監督の作品です。先日、渋谷アミューズCQNにて観てきました。
ストーリーについては、観る人それぞれの感想があると思いますが、個人的には、すごく惹き付けられるというものではありませんでした。私がこの映画で好きだったのは、ストーリーよりも映像・雰囲気です。
「空」、というのがこの映画の中で一番印象に残りました。
ブリッジや間に使われる空がそれぞれの場面や登場人物たちの感情を象徴したような空模様だったり、空をバックにした登場人物たちのやり取り、露出(というのでしょうか?)を人物に合わせるか空に合わせるかの使い分けなどなど、空の使い方がとても心地よく、印象的でした。
この映画、「空」以外にもう一つ印象的だったのは、「好きだ、」というタイトルです。私自身は、ストーリーそのものよりも、この「好きだ、」というタイトルからいろんなことを連想して、あれこれ考えてしまいました。
渋谷アミューズCQNでは、入口のところに、いろんな人たちが書いた「好きだ、」を貼ってありました。いろんな人たちのいろんな「好きだ、」は、読んでいてその人たちそれぞれのストーリーを垣間見ることができた気がして、興味深かったです。
心からの「好きだ、」を口にできること、もしかしたらそれだけでも結構幸せなのかな、と思いました。
- 2006/03/26登録
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