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やねのふうけい

屋根の風景

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ネパールに行った日本の建築家から、日本とネパールの民家の共通点を教えてもらった。細かく観察すれば他にもいろいろと出てくるとは思うが、それは「煙突がない」ことだった。確かに、小さい頃サンタクロースの話を聞いても「煙突のないうちにはサンタは入れないのでは?」と不安になったり、メリー・ポピンズを見ていても煙突掃除屋という見たこともない職業に興味を持ったものである。日本にも煙突はない。いろりからの煙は、そのまま家の天井にのがし、それによって木材をひきしめて、家を頑強にする効果があると聞いたことがある。
しかし昨今のネパールの民家にも煙突が出現しだし、上から眺めた町の風景は随分と変わったらしい。先日、新幹線で東京と新大阪を往復した時にも、私はまるで日本の風景絵巻物を見ているかのような錯覚をおぼえた。京都に近づいてくると、ただの農村風景でも瓦屋根の家がずらりとならんでいて日本人の私ですら感激するのだが、東京などの大都市ではてっぺんが平らなコンクリートの建物だらけである。ノスタルジアに浸ってばかりもいられないだろうが、瓦屋根が民家に使われてきたのは、日本の気候風土を検討し経験した上でのことだから、それなりに意味があるはずだとも思うのだが、どうなんでしょう。

写真: やきものの町の窯からの煙突

屋根の風景

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コメント (13)

最新コメント5件

2002/05/01

wesson コンクリートばっかりになったのはモダニズムの理念を企業がうまいこと捻じ曲げて利用した結果でしょうね。ところで陸屋根は「ろくやね」では?

ヒゲ 北海道の家には、煙突ありますよ。子供 頃、こんな細いものに真っ黒けになって、サンタさんは入ってくるんだろうかとマジで心配してました(笑)最近は、FF式の暖房になっているので、煙突はだいぶ少なくなりましたけど、それでもまだかなりありますよ。ちなみに、瓦屋根はほとんどありません。

ohsamu そうそう,北海道から本州に来ると,瓦屋根と竹林がすごく新鮮に見えるんですよね。

スズキシゲオ しらべてみたら「りくやね」「ろくやね」両方正しいみたいです。ご指摘ありがとうございます>wessonさん

ののがきあつこ 日本に煙突がいつくらいから出来たのかと関係ありそうですね。北海道は明治時代の開拓前後でも文化に違いがありそうだし。

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