日本語の正書法 (日本語叢書)
タイトル通り、日本語の正書法について
論じている本です。
-----------------------------------------------------------
【目次】
第1部 理論篇
第一章 正書法とはなにか
一 歴史的仮名づかいこそ正書法(戦前の見方)
二 現代仮名づかいこそ正書法(現在の見方)
三 ゆるやかな正書法(正書法の規定)
第二章 正書法の理論
一 ばかと利口を見分ける正書法(正書法の種類)
二 「表音派」と「表意派」(表音と表意)
三 表音派の理論(表音1)
四 英語の新文字論(表音2)
五 話し言葉と書き言葉(プラーグ派理論)
六 「子」と「語」(形態音素の問題)
七 「読む」と「書く」(変形文法の理論)
八 新歴史的正書法(生成音韻論の正書法)
第三章 日本語の音声
一 古い「フ」の音(無声両唇摩擦音)
二 「ヒ」と「シ」の混同(歯茎音と硬口蓋音)
三 「ラ」の音(そり舌音)
四 「カギ」と「カンイ」(撥音)
五 「チ」と「ツ」について(破擦音)
六 「赤」と「垢」(母音の分類)
七 「櫛」と「籤」(母音の無声化)
八 口の構造(子音の分類)
九 早口言葉(拗音)
第四章 日本語の音素
一 対立ということ(示差的特徴)
二 母音と子音の三角形(音響的特徴)
三 音素の取り出し方(音素認定)
四 撥音と促音(モーラ音素)
五 浮動する音素(周辺的音素)
六 棒引きについて(モーラ単位)
七 音声の規則(生成音韻論1)
八 語を表すもの(生成音韻論2)
九 日本語動詞の基底形(生成音韻論3)
一○ 言語を知る者の正書法(生成音韻論4)
一一 新旧仮名づかいの比較(音韻規則)
一二 日本語の音素(音素の表記)
第五章 日本語の形態
一 「むずかしい」と「むつかしい」(言葉のゆれについて)
二 「語」とは何ぞや(語の単位)
三 他動詞の使役性(語幹と接尾辞)
四 「トリ」と「ドリ」(異形態と形態素)
第六章 文字について
一 〈火車〉(文字の種類)
二 記号と文字(表音と表意)
三 塔と十(表音文字)
四 文字素(表音文字の構造)
五 〈猫〉(表意文字の構造)
第2部 実際篇
第一章 ローマ字について
一 ローマ字伝来(ポルトガル式ローマ字)
二 蘭学者のローマ字(オランダ式ローマ字)
三 「円」〈yen〉の単位(ヘボン式ローマ字)
四 啄木のローマ字日記(日本式ローマ字)
五 「クンレイ」(訓令式ローマ字)
第二章 仮名づかいについて
一 なぜ「ワ」を〈は〉と書くか(ハ行転呼音)
二 「おとこ」と「をとこ」(歴史仮名づかい)
三 「コウ」の音(字音仮名づかい)
四 棒引き仮名づかい(字音仮名づかい問題)
五 前島密(国字運動)
六 言文一致(国語問題)
七 明治の仮名づかい改革(仮名づかい問題1)
八 大正の仮名づかい改革(仮名づかい問題2)
九 昭和の仮名づかい改革(仮名づかい問題3)
第三章 字音と字訓
一 税金を「納める」(内容形式)
二 記号と文字(音訓の構造)
三 〈膵〉「スイ」という字(国字)
四 音訓の功罪(音訓批判)
第四章 外来語について
一 「ミット」と「ミート」(促音の導入)
二 「キッス」か「キス」か(促音の分布)
三 「添え母音」(音節構造)
四 「アジア」か「アジヤ」か(母音の対応)
五 「フィルム」について(子音の対応)
六 外来語の功罪(外来語批判)
第五章 わかち書きに
-----------------------------------------------------------
- 商品名: 日本語の正書法 (日本語叢書)
- 価格: ¥3,675
- 著者: 小泉 保
- 出版社: 大修館書店
- 発売日: 1978-01
-
詳細をみる
- 2006/04/06更新
- 2006/04/05登録
- 1233クリック
- メイン
- コメント(0)
- つながり(6)
- トラックバック(0)
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (6)
音義未詳字
- (カオナシ)
例えば諸橋轍次編『大漢和辞典』にもそのような漢字が沢山収録されているが、 漢字で幽霊字などの 読みも意味も不明な文字を指す国語学用語。
消えゆく言語たち―失われることば、失われる世界
- (カオナシ)
原題は、 VANISHING VOICES : The Extinction of the World's Languages 世界の言語のうち 9割までもが絶滅の危機...
国際音声記号ガイドブック―国際音声学会案内
- (カオナシ)
原題は、 Handbook of the International Phonetic Association: A Guide to the Use of the In...
日本語知識辞典
- (いにしえ)
学研の日本事典。六つの分類解説で日本語を多角的に解説。古代から現代までの日常の言葉から色々のごろの話まで多彩に乗ってます。特に日常の何気ない日本語の薀蓄も。イラストも豊...
「語」とはなにか―エスキモー語から日本語をみる
- (カオナシ)
日本の言語学にあって、 とかく未定義のままにされてきた 日本語の「語」(word)について、 エスキモー語と対照した考察から 問題提起した書。
日本語大博物館―悪魔の文字と闘った人々
- (カオナシ)
活字や辞典の確立から ワードプロセッサーの開発にいたるまでの 日本語「近代化史」を、 発掘した厖大な資料にもとづき 描いた書。 --------------------...








