出月秀明作品展
日時:4月30日までの土日
(10:00~16:00)
会場:伊豆の国市中(高原)旧高原分校
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4月9日(日)のNHK教育「新日曜美術館」アートシーンで紹介されていた。
ちらっと見たちいさな電車の模型、古いストーブを囲んで毛糸の帽子をかぶるワークショップ(?)が何故だかとても印象的だった。
近くに住んでいたら行きたかったなぁ。
会場が元廃校というのも、いいなあ。
■以下、伊豆の国市HP内のイベント紹介ページ(↓)より抜粋■
出月秀明は旅をする作家だ。しかしそれは名所旧跡を訪ね見聞を広めるような旅ではなくむしろ、冒険、巡礼といったほうがよい。彼は旅の中で、自らの内なる声に耳を傾け、あるいは自我を捨て、見えないものと語らい、それを形にする。常に自己超越をするものを目指すが、その果てにある「もう一つの世界」や「遠くつかめないもの」を表すことはしない。彼は知っている。それらが存在しないことを。それを求める人の「心」だけがあり、それを求め続ける行為に意味があることを。出月の作品は、人が求めてやまない、憧れとしての何か、それを求め続けてゆくための基盤、始まりとなるもの、言い換えれば「生きるため」に必要なものを創っている。旅という特別な場でも、ありふれた日常でさえも、無意味なものに新しい意味や解釈を付け、その思索の始まりを導き出す。
鳥の餌台から、新しい社会のひな形としての森をつくる「バードスカルプチュア」。天井の間接照明の奥に潜む「未来の場」。部屋の外と内を人の精神世界と現実に置き換え、同時存在を意識させる意識の中の一瞬の思想」。そして旅人の介入によりありふれた場所をかけがえのない場所へと少しずつ変えてゆく「あなたのお気に入りの場所」。展示空間に火を持ち込み、その火を絶やさぬように鑑賞者が関わり、自己の内面への旅へといざなわれていく試み「アランの毛糸帽子会議」もある。彼の手にかかると、事物は新しい目で見ることが出来る、世界は全く変わっていないというのに。出月は、社会と自然、都市と地方、意識と無意識、を軽々と超えてゆく。その柔軟さ、軽やかさに、ひとは魅せられる。けれど、それらの作品の根底には、今日忘れられて久しい「暖かみ」が流れているように感ぜられる。
(高科修治)
- 2006/04/09登録
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