姥捨駅
JR東日本篠ノ井線の駅。「ウバステ」と書いて「オバステ」と読む。
周囲には田んぼしかない無人駅だが、ここは現役のスイッチバック駅である。
スイッチバックというのは、高度を稼ぎたい急坂途中に駅を設置したい場合に取られる方式。急坂で列車を停めると再発進が難しいので、単線の場合だとすれ違い待避用にも用いられる。
SL時代は日本中どこにもあったが、大出力のディーゼル車、電気機関車の登場でどんどんその数が減ってしまった。
折り返しのためのスイッチバックは各所に残るが、本来の目的のためのスイッチバック駅は全国に2箇所しか残ってない。
篠ノ井線は長野と松本を結ぶ単線の路線で、例えば長野から松本へ向かう場合(高度的には登り方向)、いったんこの駅を通り過ぎ警報機がチンチン鳴っている踏切上で停止。それから緩い坂をバックしながら登り姥捨駅ホームに進入する。
バックする瞬間は何度乗ってもワクワクするし、運転士がどうやって後方確認しているのか運転席を覗き込みたくなる誘惑にもかられるし、意外な場所で非日常を味わえる。
なお、姥捨駅に特急は停車しないので、スイッチバックを体験するには普通か快速電車を利用すること。
姥捨駅では特急とのすれ違いで十数分停車することが多く、その間に眼下に拡がる棚田(田毎の月)や風景を眺めて時間を潰すのが風流。
このキーワードはコレクションに選ばれています(1)
- メイン
- コメント(1)
- つながり(1)
- トラックバック(0)
つながりキーワード (1)
鉄子の旅
- (nyamo)
IKKI連載、菊池直恵の鉄道マンガ。こんなめくるめく電車の世界があったとは!なんとか線全駅乗下車とか大回りの旅とか、めまいがしてきます。トラベルライターの横見浩彦さん(この世界では有名なんで...






振々毬杖
文机
美篶堂 「51歳のヘ...
古書肆 石神井書林


