関心空間はブックのクチコミも満載!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

桜の森の満開の下 (サクラノモリノマンカイノシタ)

  • 桜の森の満開の下の画像

桜の花が散り始める頃に再読してしまう一冊。

この作品の一番優れている点はタイトルだ。ワンセンテンスで目の前に一瞬にして桜吹雪が舞い踊る。日本語を最短で有効に使ったお手本のようなタイトル。
川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」というノーベル賞的一文に匹敵する至高の名文だ。
それにしても、この頃の作家というのは実に日本語の使い方が美しい。

圧倒的な美しさで咲き誇る桜の木の下で。暗澹と育まれる人間の狂気。これら真逆の情景を、うっとりするような旋律で奏でる無頼派【坂口安吾】の隗作。

同時に梶井基次郎の「桜の樹の下には」もお薦めする。

京香梨花画像 投稿者:
京香梨花
詳細情報
  • 人名: 坂口安吾
  • 2006/04/15登録
  • 886クリック

ソーシャルブックマーク

  • このページを含むはてなブックマーク
  • このページを Yahoo! bookmarks に登録する
  • このページを del.icio.us に登録する
  • このページを livedoorクリップ に登録する
  • このページを POOKMARK Airlines に登録する
  • このページを Facebook に登録する

このキーワードはコレクションに選ばれています(3)

コメント (0)

まだコメントされていません。

つながりキーワード (5)

桜を見ると気が狂ってしまいそうでそわそわする。 というのは本当なのだろうか。 一度人気がないところで桜を眺めてみたい。 不思議な不思議な、現実性のない物語。 そこに小さく、現実の私に...

以外に早く稚内で開花宣言。 これで国内の開花宣言が出揃いました。 ただ、今後測候所の無人化がすすむため開花宣言の仕方も市町村がやればよいと思ったら、 その市町村も大合併し...

東京の西のはずれ 高尾の里に広がる 櫻の山 やや起伏のある小山を上り下りすると 視界に広がるのは 日本の櫻の全て 花の時期には  3月寒櫻からはじまり 5月の八重櫻ま...

“桜の樹の下には、屍体が埋まっている!” ……あまりにも有名なフレーズを内包する、 梶井基次郎の短編小説。 高校生の時、初めて読み、 それ以来、毎年桜が咲く時期になると読み返します。 ...

昭和の作家。(1906~1955)。 『堕落論』を飲み屋で知り合った人に教えてもらい、読んでみました。 「一度堕ちるところまで堕ちなければ人は真直ぐになれない」というようなことが書いてあっ...

携帯でこのページにアクセス

桜の森の満開の下

QRコード対応の携帯で
上の画像を読み取ると
アクセスできます。

トラックバック (0)

まだトラックバックされていません。

トラックバックURL
http://www.kanshin.com/tb/keyword-939036

キャンペーン