アサクサジュウニカイ
浅草十二階(凌雲閣)
「押絵と旅する男」を始め乱歩の小説やエッセイに頻繁に登場したり、昔の浅草の絵や写真には必ず映っているといっても大げさじゃない建物で前からとても気になってました。
明治23年(1890)に建てられた物見塔。
国内で初めてエレベータがついた建物とも云われ(でも開場まもなく「送電によって火災が起きる」という理由で使用禁止に)、繁栄していた浅草のハイカラ具合が伺えます。
頂上の展望台には30倍の望遠鏡があって、地上を歩く人の表情ま
で見えて人々の覗き見趣味を刺激したとか。
記録によるとオープン2日で13000人近くの人が登ったというけれど、ホントかいな。でもそれだけ当時「高いところから景色を見る」って行為が新鮮だったということなんでしょうね。
関東大震災で崩壊。
後に十二階を模して「仁丹」の森下仁丹が仁丹塔を建てましたが、こちらも80年代半ばに建て壊しになってしまいました。
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コメント (3)
2002/05/04
スズキシゲオ 未だに浅草辺りの飲食店には当時の写真を飾ってあったりしていますね。
kakou せめて仁丹塔でも生で見たかった!
2006/12/07
happy_go_lucky 亡父の「青春の原点」。浅草は東洋一の娯楽の殿堂だったとか。芸能関係も充実していたらしいですね。タイムスリップしたい!
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