カルイザワノホウソク
軽井沢の法則
「避暑地」軽井沢の実相を軽やかにスルドクえぐる本です・・・.
「軽井沢は、ある意味でぜいたくではあっても、ゴージャスな場所というのとは、趣きが違っている。その微妙なニュアンスを伝えたいと思ったのが、本書である。」(あとがきより)
今でも夏になると、普段から雇っている住み込みのお手伝いさんからコックや家庭教師などを引き連れ、一家でまるごとこの地の別荘に移って長期逗留する人たちもいるようですが、それだけのことが出来る人々は今や少数派でしょう.軽井沢町内の別荘数が一万軒を超えている現在、サラリーマンしながらローンを組んで軽井沢に別荘を買った人、軽井沢の別荘を祖父母→両親→本人と引き継いで持っている人の場合、税金や年中の維持管理費などを気にしながら、少しずつ軽井沢での生活を楽しんでいるというケースの方がずっと多いだろうと思います.
まぁ、それでもここには古くから政財界の華やかな社交の場があったことも手伝って、「軽井沢」というと何か取り澄ましたような雰囲気が一般にありますね・・・.セレブ、お金持ち、ハイソ?…etc、でもその奥をよーく見れば、所詮は人間の世界のこと、そんな単純なもんじゃないいろんな思惑やらホンネが渦巻いているわけです.そしてやれ税金やら遺産相続やらのキビシ~イ現実も、またしかり….
三善里沙子さんのこの本は、そうした一般の「軽井沢」のイメージと、別荘を持ったりして実際にこの地に関係している人々との意識のギャップを痛快に描いた非常におもしろい本だと思います.軽井沢の裏事情などにも多く触れているので、この地に興味のある人なら誰でも楽しく読めるのではないでしょうか. 最初にこの本が出てからすでに10年以上経っていますが、内容はまったく色褪せていません.
軽井沢に関する本は多くあれど、これだけこの地に関係する人々のホンネをズバリと書いた本はあまりないと思います.
三善里沙子著『軽井沢の法則』
(マガジンハウス、1995年刊)
(軽井沢新聞社、改訂版として2004年刊)
以下、本の紹介より…
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正統派軽井沢族のひそかなささやき
都会を超えたユートピア・軽井沢のバイブル!?
懐かしい、すべての原点がここにある
第0章 軽井沢族の優雅な生活
第1章 軽井沢・80の法則(旧約編)
第2章 軽井沢・28の法則(新約編)
第3章 軽井沢の真実
第4章 軽井沢別荘・バトルロワイヤル
第5章 軽井沢の不思議発見
第6章 軽井沢族をめざす人のためのガイド
- 価格: ¥1680(税込)
- 発売元: 軽井沢新聞社
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住所:
長野県軽井沢町長倉2380-27
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コメント (8)
最新コメント5件
2006/07/26
湘南小僧 Dodoさん、こんにちは。そうですね、「カルイサワ↑」と上がり気味に発音される方、どちらかと言うと旧くから軽井沢に出入りしている年配の方に多いような気がします。あと、軽井沢に旧くからいる人たちは、旧軽銀座あたりを「旧道」と言ったり、中軽井沢を昔の地名で「沓掛(くつかけ)」なんて言ったりしますね。
2006/09/19
めぷさん この本、もしかして・・・ププっとくるようなプチ笑いの匂いがぷんぷんしますね!私はこういうものに弱いのです。。。。湘南小僧さんが数ある「つながり」の中から、この本をつなげて下さったという事は・・・期待大です。今からamazonポチっとします。買います。(笑
湘南小僧 はーい、確かにプチ笑い満載の本ですよ(笑)読んでると思わず膝をたたきたくなるような(笑)僕も最初アマゾンで買おうとしたらおととし出た改訂版は買えなくて軽井沢新聞社から送ってもらったんですが、大丈夫ですか?
2006/09/21
めぷさん 改訂版があるんですか、確かに初版とありましたが・・・我慢できず、初版を買ってしまいました・・・楽しみですぅ。
湘南小僧 一応両方持っているんですが、内容が多少差し替えられていて、初版には改訂版でカットされた著者の三善サンの子供の頃の軽井沢の話が載っています。これもおもしろいですよ。お読みになったら感想をぜひ!
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