カワノヒ
川の日
7月7日は「川の日」。七夕の天の川にちなんだ設定か、と思われた方は「ピンポーン」。安直かどうかは別にして、国土交通省が1996年に定めて今年でちょうど10年となる。
思えば、画期的な河川法の改正が翌1997年。「環境」「住民参加」といった概念が新たに盛り込まれた。
川の日の狙いを考えると、希薄化した人と河川との関係を見直し、河川に対する人々の関心を取り戻すことや、 地域の良好な環境づくりについて流域の住民・自治体が一緒になって考え、取り組む契機にするといったことを掲げていることから、河川法改正とも軌を一にした動きといえるんだろう。
国や河川協会は「川の日」フォーラムの記念行事を行っている。今年のテーマは「みんなで育む川とまち」だそうだ。
http://www.japanriver.or.jp/kawanohi/...
いい川づくりに向け、行政と住民の連携は進んできているが、開発か、保護かといった点で国と住民が折り合えないところも残っている。川に対するアプローチの違いがあるからだ。
典型的なのが、例えば「ダム開発」vs「緑のダム」。長良川河口堰の問題を契機に国交省も最近はかなり対応が柔軟になってきたが、ダムということではなかなか融通が利かないらしい。市民団体側も科学的根拠を求めて対抗しようとしているが、なかなか接点はなさそうな気配。
両者が同じステージで「川の日」を考えるといった時代がやってこないものかしらん。
- 2006/06/25登録
- 1090クリック
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (1)
2006/06/25
島崎丈太 河川の広い流域を考えると、利害や接する姿勢も幅がありそうで、簡単では無さそうですね。>両者が同じステージ 最近、集中豪雨等もあって、河川災害も多いし、勿論ダムやコンクリ堤防が必要な場面も多いのでしょうが、建設ありき、ではなく河川への考え方を検討していって頂きたいものです。
つながりキーワード (2)
「緑のダム」
- (nob-bro)
森林の多面的な機能の中でも特に注目される水源涵養機能について科学的なメスを入れようとした書。「緑のダム」というものが観念的に語られ、期待値を膨らませてきたが、その効果のほ...
川 生命の水脈
- (nob-bro)
3万本の川が流れるという「川の国」ニッポン。 人と川はどう向き合えばいいのか―。 福井豪雨を機に、妙なる関係の再構築を問い直す。 こんなキャッチコピーが本の帯に書かれて...







川 生命の水脈
「緑のダム」
ゲ・ケ・ケのゲ
コエペ copy, ...


