basecamp
ものづくりとして完璧。ウェブアプリケーションだけど、それ以上のものとして素敵。
37シグナルズ、という人たちが作ったウェブアプリケーション。
海外ではニューヨークタイムズまでにレビューされる引き合いっぷり。
37シグナルズはルビーオンレイルズの開発チームということでも有名。
(個人的には開発環境としてはルビーオンレイルズはandromda+javaの1/10も役に立たないと恩とているが)
「Getting Real」という本も出している。
この本はGTD(Getting things done)にも近い。
で、日本ではGTD系としては百式さんの、チェックバッドなんかが魅力的なものとして流行っているが
百式の人もbasecampとくらべて自分のがいいとは思ってないんじゃないだろうかという感じ。
37シグナルズと、かれらのプロダクトは、彼らのいうとおり「哲学」を持っていて、プロダクトからもその雰囲気は
よくつたわってくる。
情報処理技術はそのもの「哲学」であり、情報処理技術者は、小さな1プログラマまでが哲学者に匹敵する思考者であり、
もはやプログラマを書く能力のない経営者は生き残っていけなくなるかもしれない、と思ったのは
去年の世界の長者番付たちの顔をみた後でだった。
まあ自分がプログラマでかつ経営者になりつつあるからそういって自身をモチベートするのもいいんだけど。
ほいで37は、アップル社やGTDのなんとかアレンさん、あるいはマーチンファウラーなどとも並ぶような
インターネット上のスターになりつつある。この人たちは新しい世代のスターという感じで、他にも
フラッシュ・美的観点からの情報整理ということならジョンマエダにかわって、ジョシュアデイビス、あるいはヤードターベル、
といった面々が世界にはいる。日本ではハテナオヤ(ハテナのctoさん)とかそういうひとたち。
(あとは、グーグル社員たち。サブバージョン開発者も含めた多くの賢人がいまやグーグルにいる)
basecampをつかって一番気に入ったのはなんといってもtodoのビュー。これは革命的だったのではないだろうか。
zerobaseという会社の社長さんは数年前からajax、っていうのやめて脱紙芝居っていおう。これがクルんだ、ということと同時に
このアプリケーションは、プログラマであり、かつ質感のコントロール、体験のコントロールができるようなデザイナー的な
才能ももっているひと、が重宝される。というようなことをいっていた。37シグナルズはまさにそういう感じで、そしてbasecampの
todoのビューはまさにそういう感じ。
僕は自身でtodoアプリケーションをつくっていて、これが手前味噌ながら人生最大の傑作なので
(これは世界でもまれに見るプロダクトです)今までたくさんのそうしたアプリケーションを触ってきたが、
一度も遷移したことがなかった。がこれはちょっと便利で、
自作のそのアプリケーションの一部をこれに置き換えつつ侵食されてる感じになった。
アクセンチュアはマイクロソフトプロジェクトを、内規のプロジェクト管理アプリに認定して
他は使うな。といったそうで、確かにあれもとても面白い、良いビューなんだけど、
このパワーユーザなんかも、basecampを使い始めているそうだ。
todoビューのどの点がそれほど魅力的なのかはそう簡単に一つではいえない。というか
良いプロダクトは常に、シンプル、にみえて、系であるものだ。
シンプルイズベスト、というのは、最終的にな見た感じ、たたずまいが、とてもシンプルにみえる、
ということであって、実は多数の思想と思考と環境的否定(これはだめ、アレもだめ、これもやっちゃいけないこと、
あれも。・・・)が、重要なようだ。
環境的否定、というのは僕が勝手に作った造語なんだけど、物を作るうえではとっても大事にみえて、
音楽だろうが小説だろうが芸術だろうがソフトウェアアプリケーションだろうが、実はとても大事で
なにをやっていいか、よりなにをやってはいけないか。というのの知恵が膨大にもってあり、
それがあるチャレンジをするときに、爆発的にチェックされる。人間の脳は、脳内同時性とよばれる同時時間に
圧倒的な処理を行うが、この際に大量のチェックリストをこなせる。というのはほぼ[頭の回転」と同義だ。
環境的否定能力みたいなものは「総合力」みたいなものだ。
シンプルなもの、は、「単純な人」ならば作れるか、というとおそらくそんなことはなくて、
1000の否を一つの石の前にたたずんでぶつぶついった後に、削って言って、そこででてきたもの。
としてのシンプルプドダクト、みたいな感じ。
todoビューでは、プライオリティ。をつけることができる。
これが、ajax的にドラッグアンドドロップによって実施できる。
位置的にいって上がより高いプライオリティ、というマッピングはカラダにしっくりくる。
そしてまたこの容易さは、こそが、僕たちがほしかった機能なのだった。
それと「チェックする」という気持ちよさが、達成感になる。といったGTDの思想もしっかりはいっている。
非常に細部にわたって思考が取り入れられている。
絶妙に薄い文字列の背景色。絶妙なテクストエリアのサイズ。
ものづくりとして完璧。
関係ないけど今日六本木駅で降りていったエリートっぽい外人がGTD読んでた。
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2006/06/18
島崎丈太 良さそうなサービスですね。 有益な情報、ありがとうございます。 とりあえず、自宅のToDo管理をする為にサインアップしてみました。 家内と私の二人でToDo管理を上手にやれたら、と思っています。 まだ使ってみて15分なので、詳しい使い勝手は分かっていないのですけれども。 会社では、標準でOutlookを使っているので、その中の「Task」を使っていますが、正直な処、巧く動いていません。 ただ、basecampだとオフラインの時に、時間を有効利用出来ないだろうな、というのが残念なところです。 特に飛行機等の交通機関で移動中は、予定の見直し等には適した時間だと思うので。 外部の人たちと協働するプロジェクトの管理にも向いていそうに見えます。 現在、会社では外部組織との協働用のツールを持っていないので、今後、これを使って行こうかと思います。
2006/06/19
aiueo 島崎さん。おはようございます。basecampもイロイロな機能が入ってるのですが、個人的にお勧めなのはなんといってもtodo画面です。ご家庭でお使いになるのですか?それってなんか素敵ですねー。ベースキャンプのオフラインについてなんですが、ちょっといいのは、印刷画面です。cssって、画面用のcssとプリント用のcssとが分けられるわけですけど、彼らはこの辺の気の利き方すごくって、これもまたよく考え抜かれた印刷用のビューがあるんですよー。外部と一緒に作業するときの問題は、メニューやらなにやらが全部英語だということで、ときどき嫌がられます。残念ながら。
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