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式亭「氷菓糖」

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寒天で固めた砂糖菓子の表面を乾燥させた「琥珀」という和菓子があるそうです。乾燥具合によって食感が変わり、形状は氷を割ったようなものや、薄氷をイメージしたもの、スプーンですくったものなどがあるんだとか。「氷菓糖」は裏千家十六代家元の実弟である故伊住政和氏の考案・命名により、京都の老舗上菓子屋「俵屋吉富」が作っているもので、京都を中心に、誠実に作られた良いもの・おいしいものを紹介するという株式会社ミリエームのブランド「式亭」で紹介されています。一辺が1センチほどの小さなサイコロ型で、カラフルながら淡い上品な色合い。控えめな甘さで、ガリリと噛むと口の中でホロホロと崩れる意外な食感はクセになります。夏は雨粒の流れ落ちる窓越しに見た「紫陽花」、冬は積もりゆく落ち葉をイメージして作られているそうで、九月と三月で内容も変わるとか。細やかですねえ。包装も素晴らしく、箱は文庫本のように手ごろな重さと小ささで、ふたを開けると薄い紙の向こうに、淡い色が透けて見えます。風流です。ちょっと気の利いた京都みやげとして。
 

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