Elis Regina
ブラジルの女性歌手。1945年に生まれ10代の頃から歌手として活躍。60~70年代にブレイク。彼女は作曲をしなかったので多くの無名アーティストの曲を歌ったが、そのおかげで世に出てきたアーティストは多い(ミルトン・ナシメント、イヴァン・リンスなどなど)。1982年、36歳で夭逝した後も未発表曲CD、歌と映像のDVDが発売され続けており、今も世界中のファンを魅了し続けている。ブラジルでは彼女の追悼番組が放映され、彼女の人生をテーマにしたミュージカルも作られたほど。彼女の娘、マリア・ヒタも歌手であり、結構声が似ていて歌がうまい。
台風エリス、とうがらし、というあだ名を持つほど激しい気性を持っていたそうだけど、たとえ批判があったとしても彼女の歌の前では力を失う。と思う。抑揚をつけた歌い口、激しいスキャット、伸びやかな声。でたらめなスキャットをまくし立てるアップ系の曲も大好きですが、しっとり語るように歌いあげるバラードもいい。一度聴くと離れられない魔力を感じる。ソウルフルなんです。めちゃくちゃイイ笑顔で歌うんです。歌が好きなんだ!ていう声。体もガンガン揺らして、笑い声が入っているテイクも多い、のにそれがいいんだよなぁ…曲として成立してしまう。うーん、ずるい。好きだわ。
以下はyoutubeで見つけた曲。
「酔っ払いと綱渡り芸人」 O Bêbado e o Equilibrista
サンバの名曲ですが、彼女のテイクが一番有名だと思います。彼女が死んだとき、群集が大合唱したとか。
「三月の雨」(三月の水、とも) Águas de Março
この曲はボサノヴァ名曲十選があれば必ず入る名曲です。何度もカバーされているけど、ジョアン・ジルベルトとエリス&トムの2バージョンを越えるものはないといわれます。ブラジルの三月は日本でいう秋。夏が終わったサウダーヂを感じさせる言葉を連ねて歌う曲で、韻を踏んだこの歌を聴くとポルトガル語の美しさにハッとする。
エリス一人で歌っているバージョン。スロウテンポで、ちょっと上品。
アントニオ・カルロス・ジョビン(彼の通称がトム)と歌っているバージョン。なんて気楽で愉快そうなんだろ。煙草吸ってるよスタジオで。
「Amor até o fim」一番好き!これを歌っているエリスは活き活きしてる気がする。しかもガル・コスタと共演してるバージョンです。なんだこの歌声のシャワー、かっこいい!!楽しそう!素晴らしいね、youtube。
無人島に持っていく10枚のCDのなかに、3枚選ぶ勢いで好きです、エリス。
- 2006/07/15更新
- 2006/07/13登録
- 1349クリック
このキーワードはコミュニティに選ばれています(1)
- メイン
- コメント(2)
- つながり(5)
- トラックバック(0)
つながりキーワード (5)
João Gilberto♪
- (foiomar)
João Gilberto がやってくる samba が街にやってくる violão ひっさげ やってくる いかなくっちゃ いかなくちゃ ブログなんかしてられない ハリ...
ELIS REGINA
- (J.K)
※正しくはエリス・へジーナだが、日本で通用しているエリス・レジーナを使用します。 エリスに関しては、下記のサイトや本が詳しい。 ・『台風エリス(Furacao ELIS...
アントニオ・カルロス・ジョビン
- (パッションと光)
ブラジルが産んだ素敵な音楽家。 どのアルバムも捨てがたいのだけれど、 特に、エレピが心地よく転がる落ち着いた「ストーン・フラワー」とかかな。ジャケットもいうことなしだ...
国際空港
- (セイス)
国際空港特集との事で即買いだったブルータス。 アントニオ・カルロス・ジョビン空港なんてあるの!? 選者を見たら藤代冥砂だった。ナットク。 BRUTUS 2006 6/1
Marisa Monte
- (zokkon)
現代ブラジルを代表する女性歌手。 1作目はライヴ録音で,クルト・ワイルの Speak Low をスローでやったり,マーヴィン・ゲイの I Heard It Through the Grap...







Radio Cubik Net...
武蔵小金井 cafe...
SAUDE! SAU...
ELIS REGINA...

