モンガイカンノビジュツカン
「モンガイカンの美術館」
南伸坊氏による美術エッセー。いや、鋭い評論というべき。やたら難しい言葉を並べて人を煙に巻く、的外れな評論家よりよっぽど、鋭い。
文体は例の調子である。それぞれのテーマも「芸術はUFOである」「芸術はウソである」「芸術は冗談である」「芸術はヤミクモである」・・と、こんなふう。
要は、既成概念にとらわれて見るな、自由に見よ・・ということだろうか。
岡本太郎の「今日の芸術」が創作者に多大なメッセージを送ったのに対し、こちらは、見る側の、目からウロコを落としてくれる。
師匠筋に当たるといっていい赤瀬川原平の「名画読本」より、こちらのほうがスルドイかも。
文庫本なのに、厚い。400ページ近くある。
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