わかしまただし
若島正
1952年京都生まれ。英米文学者。
ナボコフの著作を中心に、多くの翻訳や評論を手がける。他にチェスや将棋に関して書いたものも。
この人の訳文はチェスのプロブレムを解くように翻訳しているのではないかと思われるような独特の硬さをもち、時にいくら文体に凝った作家とはいえ、手元の訳文をこねくり回しすぎかなとも思える時もある。訳してくれて嬉しいなあという作品は多いが、この人の訳で読みたいなあという思いいれは特にないです。しかし、はじめて手に取る作家でも、この人が訳しているものならたぶん面白い作家だろうと思える、数少ないナビゲーター的翻訳者の一人です。
翻訳以外の著作では批評に関する文章をおさめた、『乱視読者』シリーズが好きです。文系人間としては、理数系的切込みの鋭さにあこがれます。
主な翻訳
「ナボコフ短編全集ⅠⅡ」
「ロリータ」
「ディフェンス」
「透明な対象」
「ガラティア2.2」
著書
「乱視読者の冒険」
「乱視読者の帰還」
「乱視読者の新冒険」
「乱視読者の英米短編講義」
他
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