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オガワミメイ

小川未明童話集

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私はこの人の事を何も知らなかった。なにせ名前もはじめて聞いたのだから。
小川未明(オガワミメイ)。
戦前の日本児童文学界最大の存在だそうです。なぜ今まで知らなかったのか。珠玉の童話集である本作を読み、己の無知を嘆いたのであります。夏の文庫フェアとYonda?パンダに感謝。
「グリム、アンデルセンとも比肩する児童文学」という看板文句も大袈裟ではありませぬ。むしろ日本語の美しさを携えた小川未明の作品は、静謐で端整な輝きを持っております。これは日本の言語と文化を解する我々にしか味わえないものであり、なんと贅沢な事でしょう。
「赤い蝋燭と人魚」「野ばら」「金の輪」など、一編が拾ページにも満たない、ささやかでつつましやかな短編ばかりが収録されてあります。明るく楽しい童話ではありませぬが、ていねいな文体で語られるお話からは、やさしさや哀しみといったものがじんわりと心に沁み入り、読み手の創造力を感化させるような、そんな魅力に溢れています。宝物を少しずつ読み解く気分。

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山ちゃま画像 投稿者:
山ちゃま

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コメント (2)

2006/07/31

あげは15 大学時代に児童文学で勉強しました。 すごく懐かしく思い、つい買ってニンマリ(*゜∀゜) オススメは「赤い蝋燭と人魚」です。昨今の児童文学はイギリスものが多いですが、輸入文学ばかりでなく、日本にも大正時代に生きた立派な小川未明という第一人者がいたことを誇りに思って欲しいと思います。 新潮社さんがこの本を出してくれてホントにホントに良かった!!

2006/08/01

美笑 「赤い蝋燭と人魚」は影絵で見て、怖い話だけど大好きになりました。本を買って、他の話も読んでみようかな。

つながりキーワード (1)

そういえば、ときどき読み返したくなる、小川未明さん。 ほんとうに気取りのない、やさしくて美しいことばたち。 代表作は「赤いろうそくと人魚」ですが、 他にも、儚くてかわい...

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