佳作座
飯田橋にあった名画座。もうだいぶんまえになくなりました。今ふと思い出したの。ここで何本か映画を見ましたが、いちばん記憶に残っているのが「地下水道」と「灰とダイヤモンド」の2本立て。言わずと知れたワイダ監督の名作ですな。見たのは高校生の時で、まだソヴェト解体前、ポーランドもガッチリ共産圏のころでした。わたくしは映画を見たらそのあと一緒に見た友達と喫茶店に入って感想など述べあうのを楽しみとしていたのですが、見終わった後、二人ともあまりの暗さにモノゴトを語る気力を無くし、そそくさと帰宅してしまったことを覚えています。「灰とダイヤモンド」の主演俳優がズビグニエフ・チブルスキーという名前であるのもこのときに覚えました。
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