黄色い消毒液 新リバガーゼA
個人的見解ですが、ガーゼで塗布する外傷消毒液について、ニッポン庶民の評価(=嗜好)は大きく『オキシドール(オキシフル液)派』と『アクリノール液派』のふたつに分かれているようです。
で近年、圧倒的に主流なのは前者。オキシドールは今や外傷消毒液の代名詞とも言えますよねー。
そもそもオキシフル液とは、あの理科の実験で御馴染み=“過酸化水素水(カサンカスイソスイ)”の希釈液です。以前から髪の毛の脱色にも応用されてきたように、傷口炎症部位を“弱酸で焼く”という発想はシンプルかつストレート。ゆえに、堅実な殺菌効果が期待できるとか。今や“オキシドールをガーゼに浸して消毒”なんてのが、最も「当たり前」になりました。
傷口にふれたとたんジュワワっと泡立つ、あの刺激! ツンとしみる奥底の清涼感が、いかにも現代風な『消毒フィーリング』?であります。
で、無色なオキシフル液と対照的なのが、かつて流行ったアクリノール液。
中高年のかたで、『アクリノール』という成分名までは知らずとも、『リバガーゼ』という商品名ならご存知のかたも多いでしょう。それは黄色い溶液にどっぷりと!数十枚のガーゼの切れはしを“漬け込んだ”異色の【びん詰め】でした。この小瓶から(付属の)ピンセットで一片のガーゼをつまみ出し、血の滲(にじ)むひざ小僧に宛がったときのヒヤっとした快感……いまだに鮮烈に思い起こされます。
ご参考 > 伝統薬ロングセラー物語
オキシドールほど(塗ったときの)ピリ辛な刺激はありませんが、アクリノール液の一番の“効きそう”な要素は、言うまでもなく、そのドギつい原色。
その強烈な“黄色”は即座に肌に沁みわたり、傷口がかさぶたになり、それが剥がれて完治するまで消えることはありませんでした。でも、その黄色が(昔は)心地よかったのですねー。子供心に、当時ポピュラーだった家庭常備薬=赤チンよりずっと高級感?があって、早く治りそうだァ、と信じさせてくれたように思います。
今、常備薬としてバンドエイドやマキロンの類(たぐい)を揃えるご家庭は多いですが、『リバガーゼ』はちょっとマイナー傾向?かなぁ……昔はむしろ(軟膏にせよ錠剤にせよ)、非日常的なドギつい色してた方が《こいつぁガツンと効くぜっ》と思わせたものです。
赤チンは言うに及ばず、【正露丸】も【吸出し青膏】も、見た目が気色悪いし臭いもキツい★からこそ!広く支持されてたのに。それも時代ってやつですねぇ
余談:隔世の感がある、と言えば『リバガーゼ』についてトリビア↓をもうひとつ。
──全国の薬局店員さぁん! 商品パッケージちゃんと読んでますぅ? 『リバガーゼ』はRIBAGAAZEと発音するんですょ。 RI“PA”GAAZEじゃないですぞぉ。
ナゼか不思議とこの名前は誤読が多いので。店頭タグが『リパガーゼ』になってたり、試しにウェブでわざと『リパガーゼ』を検索してみると、冗談じゃなくヒットし過ぎちゃってびっくりです。
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Dettol
- (kanshinhime)
日本で消毒液と言えばマキロンかな?こっちではDettolというのが正統派のようです。日本で一般的な消毒液は透明だと思いますが、これはちょっと色がついていて効きそう~!って...







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