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タケフナイフビレッジ (越前打刃物に現代のセンス)

  • タケフナイフビレッジの画像

伝統工芸+「切れる」技術+デザイン。

700年近い伝統を持つ越前打刃物の産地・福井県越前市。20年以上前、若手職人らとインダストリアルデザイナー川崎和男氏が手を組んで、斬新なデザインの包丁類を作り上げた。

洗練したその形には川崎氏の初期の仕事が結実している。

デザインの最大の特徴は、刃の部分と持ち手が一体化されている点だ。しかも、グリップ部分は、握りバサミを連想させる形。もちろん、奇をてらったユニークさ優先のスタイルであるはずがなく、握ってみれば人間の体にフィットする機能性に裏打ちされていることが理解できる。

牛刀タイプで全長30cm弱の万能型家庭用包丁「クレウス」で7500円。

川崎氏の仕事は単に形を作っただけでなく、そのデザイン思想がモノづくり産地のあり方に方向性を指し示し、ブランドとなって息づいている。

職人集団としてのタケフナイフビレッジは、ポリシーを掲げている。それがすごい。
1. 「切る」ことを考え、「切る」モノとしての道具観を現代生活に提示していく。
2. 単なる量産量販体制をめざさない。あくまでも「切る」モノの質向上をめざした製販体制を確立していく
3. ハンドメイドである必然性をその道具観に反映させたモノづくりをめざす。
4. 伝統を大切にしていくためには、あえて”伝統的”であることを拒否することも辞さない。伝統的であることと保守的であることは同一ではない。
5. 工芸作家作品として刃物づくりをせず、刃物職人として伝統的かつ現代的商品づくりに徹する。
6. 私たちは造り手であると同時に使い手でもある。
7. 私たちはものづくりへの理解が得られるよう産地環境づくりをめざす。

三徳包丁、牛刀、中華、ペティナイフ・・。ペーパーナイフもある。切れ味の秘密は、武生特殊鋼材という会社がこれらの製品向けに開発した積層ステンレス鋼を採用していることにもあるという。

もともと、刃物産地の中でも武生は「切れる」ことでは定評があり、例えば、マグロの解体に使う、どでかい包丁は多くが武生製らしい。

工房見学・体験教室もできるし、11月には「産業観光」の一環で、1泊2日の手づくり鍛造ナイフ教室を開くそうな↓
http://www.fuku-e.com/knifeschool/


nob-bro画像 投稿者:
nob-bro
詳細情報
  • 住所: 〒915-0031 福井県越前市余川町越前の里前
  • 電話番号: 0778-27-7120
  • 2006/09/16登録
  • 2372クリック

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コメント (2)

2006/09/17

島崎丈太 20年以上前、武生刃物がデザインの良いナイフを出し始めた頃、ジャックナイフを一本購入した覚えがあります。 金が無いのに、我慢できず衝動買いしてしまった、当時としては斬新なデザインの一品でした。 川崎氏が絡んだデザインだったのかも知れません。 男の子としてはナイフは魅力的なのですが、今の生活の中では滅多に使わなくなり、現在では確か旅行用品の中に仕舞ってあります。 

nob-bro ナイフビレッジに属する職人の造るナイフは、その筋の人たちには有名で垂涎ものらしく、川崎氏のデザインネームがなくても十分にやっていけるのだとか。ちなみにナイフビレッジの良心的な点は、包丁類はほおっておいて切れ味が保てるものじゃなく、砥石でちゃんと磨いてくださいよ、持ってくれば磨きなおしをしますよ、と注意を喚起する点。確か、通販で砥石も売っているはずです。

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