ある日しょんぼりした母親の顔を見て、ハっと何かを忘れていたことに気づく… 例年そんな「母の日」を過ごしてやや後ろ暗い気分のみなさんに代わり、不肖・関心空間編集部が感謝の表現方法を考えてみた。まずはそれぞれのお母上のキャラを考慮し、どのようなアプローチが喜ばれるかを想像してみてほしい。
連休も気になる忙しい毎日だがここはひとつ、明るい親子関係のために、いや、敬愛すべき母のために、感謝の方法を検討してみようではないか。もちろん毎年感謝イベントを欠かさない堅実派、日常的に感謝を伝えられる円満派のみなさんにも、ご参照いただければ幸いだ。
関心空間のキーワードを「母の日」で検索すると、ユーザーのみなさんが母の日をきっかけに購入したものが幾つかヒットする。グルメなキーワードが多いのは、ついでにお相伴にあずかろうという一石二鳥なプランなのだろうか。ちなみに2006年のクリスマスに開催したテーマ投稿「お父さん、お母さんへクリスマスプレゼントを贈ろう。」では旅館やホテルが印象的だった。一緒に食べる、一緒に出掛ける、といった「時間の共有」につながることがポイントなのかもしれない。
「母の日」ミニ蘊蓄
日本において「母の日」が行事になったのはおよそ100年前。その後は政治的なニュアンスや商業的な戦略等様々な色に塗り替えられながら今の形に落ち着いたようだ。世界的にも「母の日」に相当するイベントは多く、現存するそのほとんどは日本も含め、1900年代のアメリカ人による風習に端を発すると言われている。それ以前にも、イギリスではイースターの前に「お母さんと過ごしておいで」と日曜日に使用人を里帰りさせる決まりがあったそうで、国も時代も背景も違いながら、似たような習慣があったのは興味深い。
全国的な建築ブームの到来もあり、関心空間のキーワードにはデザインを重視した建造物の話題が事欠かない。そんな趣味が共有できる母上をお持ちなら、歴史の詰まったレトロな建物へ出掛けてみるのはどうだろう? 案外、みなさん以上に詳しい蘊蓄が飛び出すハプニングも期待したい。
あなたの着ていた子供服を思い出してみよう。今思えば、当時なりにセンスのよい服ではなかっただろうか? もしイエスならば、素敵なセンスの持ち主を喜ばせられる、気の利いたファッション小物を贈ってみてはいかがだろう。もちろん、あなたのセンスが母譲りであってもらわなければならないが。
今でこそ誰もがデザインを気にする時代だが、まだまだ世代によっては「興味はあっても目にしたり手に入れる方法が判らない」ということがあり得る。あなたが普段何気なくやっているように、身の回りを好みのデザインで彩る楽しみを、ぜひ母上の日常の場にも提供してはいかがだろう。
とにかく自分でやってみないことには気が済まない。そんなアクティブな母上をお持ちのあなたには、実体験型のプレゼントもご紹介したい。「年寄りの冷や水」という言葉もあるが、若者以上にアクティブな年配の女性も多いのだ。教えてあげるつもりが、教えられる立場にならないようご注意。
物産展では職人技にうっとりし、手に入れた道具は大切に使い継ぐ。そんなライフスタイルが感じられるのも関心空間の特徴。そこに少なからず母上の影響があるとすれば、工芸・民芸をお楽しみいただくプランはいかがだろうか? 共通の趣味として先々まで楽しめる可能性も大いにある。
それがワイドショーであろうと「あるある大辞典」であろうと、美と健康に関する情報なら無視は出来ないという母上は少なくないだろう。今ならドラマ「チャングムの誓い」や韓流ブームの余韻を活かし、医食同源に基づく美容体験を送るのはいかがだろう?「いつまでも綺麗でいてね」の一言は必須。
さて、母の日のプランを練る以前に、まだまだ「お母さんありがとう」といった気分が盛り上がらない方はいらっしゃるだろうか。そんな時のために、ついつい親子関係について考えてしまう映画や本をご紹介しておく。リリー・フランキーの原作本が永らく話題の、映画「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」も公開したばかり。我が身のことは近すぎて見えなくても、物語を通してなら素直に感じられる、そんなこともあるだろう。



















































