夏の終わりのサンセット。
肌を射す太陽がこんなにも 心地よく感じられたのは 何年振りだろう 繰り返しの毎日も 空の無い大阪の街も 窮屈な夜行バスも 時間つぶしの朝マックも 無理から記憶の引き出しに押し込んで 鍵をかけてその鍵を海に投げ捨てた と思ってたのに 部屋に戻るとスペアキーがありました だから来年は スペアキーを投げ捨てに 行きますよってに
大阪在住、ディスプレイデザイナー。
(10月4日)
小鳥の歌う声に目を覚ます。
モーツアルトと同じく、平等に差し込む光。
目の前には古びたアパート。
割れた窓ガラスの向こう側に動く人の影。
すれ違う人たちは皆、訝し気な表情を(隠し)持つ。
教会でパンを貰う為に並ぶ列。隣人は愛せない。
自由であるが故に不自由。
無邪気な子供らの笑い声が斜下から聴こえる。
大きな塔が輝き始めることでこの街の夜は始まる。
人は犬のように外に眠る。
右から左に流れるたくさんの丸い光。
その中には、背広を着たルーチンワーカーが死んだように眠る。
彼らにとってはその行為もまたルーチン。
私は犬のようにベッドに眠る。
籠の中の小鳥は何も謳わない。
この街を美しいと感じる。
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肌を射す太陽がこんなにも 心地よく感じられたのは 何年振りだろう 繰り返しの毎日も 空の無い大阪の街も 窮屈な夜行バスも 時間つぶしの朝マックも 無理から記憶の引き出しに押し込んで 鍵をかけてその鍵を海に投げ捨てた と思ってたのに 部屋に戻るとスペアキーがありました だから来年は スペアキーを投げ捨てに 行きますよってに
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