『久米宏・経済スペシャル“新ニッポン人”現わる!』(テレビ東京 1日)を見る。 ガイアの夜明け + テレビスクランブル風味の内容は、やっさん役に、岡野工業の社長をあて「今は親分肌の人間がいないから、若いモンは可哀想だよ!」的発言で、その若いモンの失笑を買ったり(笑)、株の知識を披露するなど「ルックスによらず、意外としっかりした若者像」を小倉ゆうこりんがしっかり務めるなど、さすがのオフィス・トゥ・ワン的演出でしっかり見せる。小宮悦子役が、小池百合子...
フランク・ダラボン「ミスト」を見る(以下、ネタバレです) いままで見た映画のなかでも、とびきりの最悪の気分を家に持ち帰る。 そう、俺には帰る家がある。たかが映画のことじゃないか、ちょっと底意地の悪い監督の嫌がらせと思えば、忘れられる、明日からまた変わらない生活がある。 そう思いたい、でもどうも不快な固まりが腹につかえてとれない。 どうして、こんなにひどい目にあわなければならないのだ。考えうる最悪の運命に見舞われる主人公の姿を、なぜ俺たちは、わざわ...
『タクシデルミア ある剥製師の遺言』 かつて『がきデカ』で強烈な印象を残したエピソードに、「さすらいの剥製師」というのがあった((と記憶する。Googleで検索しても出てこないので、あるいは他の山上作品だったかも))。 凄腕の職人である剥製師が、師匠に苛められたか反発したかで、これを一家諸共殺害のうえ、全員を剥製にして逃亡。以降、追い詰められた彼は、通り魔的に辻々ですれ違った人々を、すれ違いざま一瞬のうちに剥製にするという凶行を繰り返し、最期は、...
実は余裕のないヒトなので、たまに仕事が立て込んだりすると、へんに塞ぎこむか妙にハイになる。映画をみたり本をよむのも、どうにも落ち着かなくて、まっすぐ家にかえって、テレビを眺めるくらいのことしかできなくなる。 それでニュースを見ていると、救急医療が崩壊している、というレポート。救急隊のひとや、当直のお医者さんが一生懸命がんばっても、がんばったひとのところにしわ寄せがどんどんいってしまう、いまのシステムはひどいという。自治体の補助金が、年間900万円...