ステイ ゼア
「この間、いま個展やってる○○をインタビューしたんだけど、その時にさ、良いこというんだよ。"stay there"って。なんかもう、その個展がよいかどうかとかはっきり言ってわかんないんだけど、ああすごい良いなあって。わかってるなあって」と言いながら、その知り合いの記者は、以前より大分顔色が良くなったように感じられて、嬉しかった。stay there は意訳でどんな感じか正確には分からないんだけど、「おしとどまれ」とか「そこでふんばれ」みたいに(私...
「この間、いま個展やってる○○をインタビューしたんだけど、その時にさ、良いこというんだよ。"stay there"って。なんかもう、その個展がよいかどうかとかはっきり言ってわかんないんだけど、ああすごい良いなあって。わかってるなあって」と言いながら、その知り合いの記者は、以前より大分顔色が良くなったように感じられて、嬉しかった。stay there は意訳でどんな感じか正確には分からないんだけど、「おしとどまれ」とか「そこでふんばれ」みたいに(私...
今日の帰りがけに信じられないくらいの土砂降りの夕立に遭遇。下着まで完全に全身全霊水びだしで、まるで間違えて服を着たまま川で泳いじゃった子供みたい。運悪く住宅地でとても傘を買うような処もなく、開き直ってざぶざぶ水をけって歩く。空は雲の色がなんだか変な色で、雷は光ってるし、目もあけられない位の雨粒だし、ここはどこなんだ?何やってるの私?なんて客観的に考える気も起きず、まるで魚だと思いながらなすがまま雨にうたれていた。なかなかない体験。 悩み事も雨と一...
このあいだ、とあるギャラリーのグループ展を見ていたら、ちょっと気になっていた若手作家の新作が展示されていた。その作品群は、なんというか意外な新展開が見られてあらためてその作家のポテンシャルを感じさせるもので、軽く興奮してしまった。それまではヴァーチャルな世界観をベースにした、心象風景とも具象的風景ともいえるランドスケープを作風としていたのに、いきなり人物のポートレイトが連作で描かれている。そのデフォルメぶり、タッチの抜き具合、構図、モチーフの選び...
「季節をビンに詰め込んで」という本を衝動買いする。私は特に果実酒にこだわったり、ましてや素敵くらしセンスはまったく持ち合わせていないのだが、小泉佳春さんの写真がとても良かったから欲しくなってしまったのだ。瓶の煮沸消毒とか漬け方のコツとかいった文字部分は殆ど読まない…ただただ写真の瓶の中の美しい植物・果物たちを眺める。瓶の中の密やかな世界。なぜこう惹かれるのだろうか。 眺めているうちに、あっという間に時が流れている。連休中なのに殆どなにもしていない...
夜、友達とナディッフのオープニングへ。建物の少し手前から、すごい人だかりで中に入れる気配がしないくらい。なんかもう帰りたくなってしまったが、頑張って入ってみる。1FとB1Fがナディッフで、2Fにふたつのギャラリー、3Fにもうひとつ別のギャラリー、4Fにカフェバー(カフェはAtoZカフェと同じとこがはいってるらしい)。なんというか…人が沢山いすぎるっていうのもあるけど、肝心の中味が希薄に感じてしまう。ここはどこなんだ?というか。本屋なのか、ギャラリ...
久しぶりに家に寄った妹と母と話していると、髪型の話になった。妹は私の長さ(そうとう長い、背中の半分くらいまで?)みたいに伸ばすという。趣味でフラダンスをやっている彼女は、フラやってる娘はみんな髪伸ばすの、長さでレベルがわかるの、それくらい長いといいよね、と。私は別にフラは踊らないし、せっかく伸ばした髪をこのために切らなければならないのかってガッカリする。双子で同じ髪型にしてるなんて絶対に嫌だ、って思うんだけど、彼女は気にならないみたい。 ずっと「...
「ねえねえ、最近どうしたっていうのよ。めっきり私と話してくれなくなっちゃったんじゃない?」 「そうかなあ…。でも貴女のことは気にかけてるし、見てもいるのよ」 「昔はなんだって話してくれたのに。貴女は繊細で傷つきやすくって、そんな時すぐに私のところに来たわよね」 「そうね、貴女と出あって今日で3年目。初めてあった頃は貴女の存在に支えられて、沢山話をしていたわ。自分の心情を言葉にしたくて、聞いてくれる貴女が支えになってたわ」 「最近の貴女は、もう私が...
雨で順延になっていたトヨダさんのスライドショーが本日開催されるそうです。 トヨダヒトシ・スライドショー「NAZUNA」 6月7日(土) 19時開場・19時半スタート(90分) 場所:多摩川河川敷(丸子橋高架下) 入場料:1000円 東急東横線・多摩川駅下車徒歩7分。 (丸子橋を渡り、河川敷に上がると会場の巨大スクリーンが見えます。) 予約不要 場所や内容など、詳細については以下。 http://www.hitoshitoyoda.com (その2...
ひとつの時代、が終わったのかも <訃報> http://www5a.biglobe.ne.jp/... http://fukuhen.lammfromm.jp/ ご冥福をお祈りします
吉祥寺をぶらぶらしていて、高山なおみ夫妻を見かける。高山さんはkuu kuuの厨房にいらした時代になんとなく見かけていたけど、街をご夫妻で歩いているのは初めてで、思わずじいっと目で追ってしまった。二人はとても素敵な空気を共有していた。私は高山なおみさんの著作をまったく読んだことはないのだけど、たまたま雑誌でパートナーについて書いているのを読んだことがある。それがなんというかとても印象深くて、ついつい思い出した。言葉の端々に「この人に惚れこんでます...
お休みの間は人とあったり、行きたかった所に行ってみたり、行かなければならない所に行ったり、本を読んだりのんびりゆっくり過ごした。端からみると、なんて贅沢で優雅な時間の使い方なんでしょう、と思われるような思われても仕方がないマイペースぶりだったのだけど、心のうちは追いつめられてぎりぎりの緊張で実際何度もわけもなく泣いたりしていた。「わけもなく泣くなんて嘘」なんて嘘だ!わけもなく泣いちゃうもん。 今年卒業したばかりの若いアーティストに絵を見て下さいと...
アヌ・トゥオミネンの展示を観にいく。作家本人が来ているというので最終日の夕方を狙って。アヌさんは素朴で落ち着いた感じの女性だった。私のあやふやな英語の質問にも真面目に答えてくれた。「地平線」という色とりどりの糸で編まれた長いレース編みの作品があって、なぜタイトルを地平線にしたの?と聞いたところ、それは文字通り地平線のそれぞれの季節を表している…それは森の色、だけど雪の季節はないわ、と大真面目に答えてくれた。(確かに白い色は混じっていない)それから...
3月の後半はここ数年のなかでも特に慌ただしく、気持ちの色濃い日々だった。こんな気持ちはそうそうない尊い、大切なものだと…そしてこの気持ちを言葉にしたい、しなければ!とずっと感じていたけれど、目の前の現実の方があまりに強く、結局何も書けずじまいだ。いつか書けるのだろうか… 突然仕事を辞め新しい仕事をみつけ、それぞれの区切りの間のいま、大阪に来ている。大阪には当たり前だけど大阪の日常があり、人々がそれぞれの仕事に向かい、働いている。この間まで私の現...
星占いはとても好きで、複数の媒体をいつもかかさずチェックしているのだけど、ここ最近の魚座の恋愛運というのが「人生でも三本の指に入るくらい盛り上がっている」らしい。「この時期、甘くロマンチックな時間に包まれるでしょう」って…本当に??(魚座の方々、そう思う?) でも恋とか愛とかは、そう簡単に表面にはあらわれないもの。知らないところで沢山の恋人達が愛を謳歌しているに違いない。誰かが誰かを想う「気」の力って凄いとおもうから、この時期そんなエネルギーを集...
国立新美術館に「アーティスト・ファイル」という展覧会を見に行く。展覧会名はぱっとしないけど(?)、好きな作家が沢山でていて楽しみにしていた。特にエリナ・ブロテルスは、作品をサイトでしか見たことがなく実物を見られるのが嬉しかった。彼女の作品を勝手に自分の日記に沢山使っていたので、それがプリントで展覧会会場にあると不思議な感じがした。…なんとも自分勝手な感想だけど、日記に使う時は自分の感情の視覚化の現れとして引用させてもらっていたものだから、展覧会で...
氷の季節と花の季節の間に三月がある。 三月は、あらしの季節… 「三月のライオン」といったら、まだ十代の頃に新宿のミニシアターでみたあの映画。まだ自分の世界の中に閉じこもってぼんやりしていた頃だったから、こんな強烈な「誰かが誰かを愛す」に触れて何か自分の扉にバーンと衝撃があたった気がした。人を好きになるってこういうことなのか、と思った。自分はこれから、こんな風に人を好きになったりするのだろうか、と漠然と淡い希望を抱いた。10年以上前のこと。 漫画の...
紙飛行機さんのKWで知ったRichard Misrachの新刊「On the Beach」を本屋さんで立ち読みした。この写真集、とにかくサイズがとても大きい(これくらい)。でも、この大きさでなければならなかったという説得力が、ページをめくる毎に感じられる。 「海、浜の雄大な感覚に満たされるものの、私たちが弱く、壊れやすい存在であることも暴いてくれる」 タイトルの「On the Beach」は「渚にて」という冷戦時代に書かれた、核戦争を題材にした小...
年があけました。あけましておめでとうございます。 おわりの境目はないな、なんて思っていたけど、はじまりの境目はやっぱりあるのかもしれない…なんとなくワクワクするような明るい「はじまり」という言葉のもつ、ベクトルがある感じ。やじるしが向いている感じ。それは透明で明るくて素敵な幕のような感じがする。「さあ、幕はあいた…ようこそ2008年」って。 自分の今向き合ってるハードルは、暦の上の区切りはまったく関係ないものだけど、そんな幕のこっち側とあっち側で...
今年もあと数時間で終わろうとしている。終わりの次は新しい年が始まるのだけど、その境目はどちらに属するのだろうか。 新しい年を迎えるにあたってこの年を振り返ってみると、この境目は自分の節目にあっているかといったらそうではなく、なにか大きな波のようなものは既に始まっていて、いまそれを静かに落ち着いて身にしみ込ませているといった感じだ。 最近の心境の変化は、言葉にすると簡単すぎるのだけど「大人になるってこういうことか」というものを実感しているというか。...
祖父の十三回忌。丁度その前々日に弟に息子が生まれた。あの弟が父に…そして自分も伯母かあ、いやはや。でも無事に赤ちゃんが生まれてほんと良かった。生と死が一緒にくる不思議なタイミング。 祖父が亡くなって12年…本当に色々なことがあった。頑固で気難しかった祖父が存命の頃は、祖父が絶対的な決定権をにぎっていて家族全員が身を縮めて生活していた。祖父には申し訳ないけど、祖父が亡くなってからやっとあたりまえの現代的な生活が出来るようになった、とすら思う。子供の...
ここに、きちんと自分のことが書けなくなってしまい、自分のなかに鬱積したもろもろをどこにもっていけばよいのかわからなくなってしまった。いいひとぶっているわけではないけれど、ここに悲しいことを書くと悲しむひとがいる事実。日記といっても不特定多数の方が読むかもしれない、そんなところにほんとうのことをそのままなんて書けない。(それでも自意識過剰になるのはいやだと、「誰も読んでないわ」って調子で書いてはいたのだけれど) 言葉にしないと、ほんとうの自分が置い...
シュテファン・バルケンホール氏に再会した。個展のオープニング会場で。氏はなんと、私のことを覚えていた。2年前、私は氏のトーク・イベントにて偶然お話する機会があったのだった。まさか覚えていないだろうと思って話かけたら、向こうから「君を覚えているよ」と言ってくれた。こんな、嬉しいことがあるのだろうか! 私は嬉しさのあまりに気が動転してしまい、だめな英語がますますだめな感じになってしまったけど「あなたの展覧会は素晴らしい、このギャラリーの展示をいつも見...
このあいだ、私は運送トラック(2t)の助手席にいた。プライベートではなくて、仕事で。ドライバーは顔見知りだったし、どちらかといえば個性的な性質の方だったので、気楽におしゃべりを楽しみながら普段あまり眼にしない平日昼間の車窓の風景を楽しんでいたりもした。 ふと、対向車の窓からひとりのやはり運送トラックのドライバーがこっちを見て声をかけてきた。「ひさしぶり!なにやってるの?」(相手)「なにって、仕事だよ。よくわかったなー」(こちら)「だって全然かわっ...
わざわざ言葉にして人に聞かすようなことではないけれど、でもなんとなく何かかたちにしておきたいような、そんなときってあって。今日は、美術のことを沢山考えていた。特別今日だけということはなくて、いつもいつも考えているけれど、なんとなく今日は自分のために書き留めておきたい。 美術のことを沢山考えている…アートといういい方は好きではない、それは嘘くさい感じがする(「美術」も正しいとは思わないけれど)。いま、何が重要なことで、これから先の未来にとって何が大...
帰り道、駅を降りたら道ばたに小さなプラカードを持った人がいて何か話しかけてくる。「十五夜の月を望遠鏡で見てみましょう。本日無料」とある。シャッターの降りた店前に望遠鏡と双眼鏡がしつらえてあって、自由に見てよいらしい。望遠鏡を覗くことなんて殆どないし、せっかくだからと見せてもらうことにした。 満月ではなく、今夜のような少し欠けている月のほうが光の端にクレーターの陰がよく見えるでしょう? 本当だ、繊細な月の陰が輪郭にそって見える。すごいきれい。…考え...
なにごとにも、どんな些細なことにも意味があるのだと 思ってた 思っていたし、今も思っている だけど最近は、その意味の意味たるものが ちょっと薄れていたんじゃないか 木が立枯れる意味だとか 雪が降らない意味だとか 電車が遅れる意味だとか グラスが割れる意味だとか はさんであった筈の栞がどこかへいってしまった意味だとか 懐かしい人の噂を偶然耳にする意味だとか なんでも自分にとっての意味にしていた このごろは自分だけではいかなくなって 意味が 広が...
昨日のことですが、KWを登録したあとすごい勢いで削除してしまいました。 もし「KWがつながりました」などのお知らせが届いた方がいらっしゃいましたら、申し訳ありません。 なんと早速ブックマークをしてくださった方もいらしたようですが、展覧会情報は以下のサイトでご覧になれます。 「自画像の証言」展 開催中~9/17 http://www.geidai.ac.jp/museum/... こんな空間をブックマークしていてくださる方々には、本当にありがたい気...
どうしたらいいんだろう
旅からかえってきて未だゆるい時差ぼけのなかにいるらしく、夜になると思考が冴えてくる。それで相変わらず旅のなかにいるような、気持ちや感覚を終わらせたくないような、そんな感じになる。なる、というか気づく。道中の、自分の全身感覚で触れたもの、もろもろを頬張ってずっとずっと口のなかでもぐもぐと味わっていたいのだ。味がするまでは、旅、って思っていられるから。 昔から、感覚を思い出に変換する作業が苦手だ。なんだか引き裂かれるような気持ちになる。二度と味わえな...
トヨダさんのスライドショウを観た。前回から3年ぶりくらいになるのだろうか。見ているうちに、ああこの風景は前作でも見たことがある、と不思議な懐かしさを覚える。500枚のスライド投影は全て作者自身の手によりその微妙なタイミングが操作され、空間全体が呼吸しているような親密さがあるけれど、写真の風景はどこか距離感があってひとりひとりが自立してたたずんでいる。 それは全てトヨダさん自身がもっている雰囲気というか空気感なんだと思う。テーマは生々しいものなのに...
久しぶりに会う友達と仕事帰りにご飯を食べた。彼女はほんとうに素晴らしく優秀で、丁寧で、まっすぐな女性で、ことあるごとに「こんな風になれたら…」と思うようなひと。そんな彼女は数年間、20も歳上の(現在50代)妻子のあるひとと恋愛関係にある。彼は息子も大学生になったし奥さんと別れて一緒になろうといってくれるのだけど、なんというか、人生のステージが違うの。彼にとっては余生でも、私はまだまだこれからやりたいことが沢山あって… と、話す彼女の顔には「でも、...
先日、ここをはじめて2周年になった。あらためて振り返ると、なんというか2年間…すごい、感無量な気持ちになる。最初の1年間くらいはおっかなびっくりで、2年目にはいってやっと慣れてきた。その自分の経過が、以前の日記などを読み返すとありありとしてて、我ながら興味深い。自分と言葉の距離が近かったり、離れたり…その時々でゆれている。言葉をなぞっていると思わず当時の気持ちがよみがえってきたりして、へんに切なくなったり…と同時に「かけがえのないあの時・その瞬間...
とても疲れている。疲れていると思い出すのは、「あしながおじさん」にでてくる、ゼリーで固めたプールの話。ゼラチンで固めたプールの中に飛び込んだら、浮くのか、沈むのか… 私は浮くとは思わないけど、ひんやりしたゼリーの中に体をのばしたら、さぞかし気持ちのよいものだろうと想像せずにはおれない。軽く手でつかんだらホロホロとほぐれて、強く手でさらうと、きゅきゅっと音がして指の間が反発する。(海岸で裸足の指の間から波がすり抜けていく感じ)時間が経つとまたもと...
このごろ最近、「書く」ことよりも「読む」ことのほうに意識が向かっている。読むこと、と読まれること。私は、きちんと読んでいるのか。そして読まれているのか。 目に見えない漠然としたモヤモヤっとしたものが、目に見える言葉になったとき、何かが生まれると同時に亡くなっている。厳密にいうと誰かに読まれた瞬間、私のモヤモヤが私ものではなくなり、誰かのモヤモヤになっている。(「読者の誕生は作者の死によって償われなければならない」ロラン・バルト) ここでは、私は匿...
DVDで映画「クリムト」を観る。クリムトは好きな作家のうちのひとりで、一応最低限の背景を知ってはいたのだけど…それでもこの映画を受け取るのはなかなか困難だった。なぜ彼がウィーン画壇から迫害を受けたか、などの歴史的背景が全然説明されないまま、物語は目まぐるしく「幻と現実」を交差する(クリムトの目を通して)…だけど、やはり前述の説明がないことには鑑賞者には感情移入が困難なのではないだろうか。(感情移入だけが映画の楽しみではないとしたら、本作はドキュメ...
「ねえ、父さん。僕、いつか、やるつもりなんだ」 「そりゃあお前は必ずやるさ」 「そうじゃないんだよ。僕本気でやるつもりなんだよ」 「たとえばどんなことをかね?」 「父さん、あなたは世の中の人たちのことを知ってるでしょ?」 「少しはね」 「僕はね、人人を変えるようなことをやるつもりなんだ」 「そうかね」 「そうなの、父さん。僕はね、みんなを嘘つきでなくするようなことをやるつもりなんだ」 「そりゃ大したもんだ」 「僕、できないと思う?父さん」 「今の...
このごろの、アートを買いましょうという風潮にはもういい加減退屈していて、結局はお買い物欲(なんだろう、手にいれることのカタルシス?)には限界があるのではないか、と。ひとの欲望はどこに向かうのか、漠然と考えたり(なにかひらめきそうなんだけど、まだぼんやりしている)。 かわいいもの、うつくしいものに触れてときめくのは相変わらずあるのだけど、その先にあるもの(あるとしたら)それを、みたい。 最近は、印象派のことが気になる。(もう気づいている人はいると思...