ふしぎなポッケでかなえてくれる
きのう、実家に帰省する夢をみた。 いつものように廊下の向こうの台所から居間に入ろうとすると、 なんとそこにはドラえもんがいた。 正座をして居間のコタツに入っている。 思わずびくりとしたが、戸口で目が合ったのでついその場で会釈をした。 母は茶ダンスと台所の間をいそいそと往復して、お茶を淹れる用意をしている。 父は不在のようだ。 窓の外は曇り空で、家の中はしんと静まり返っている。 戸惑ったが、間のもたない妙な雰囲気に背を押され、いつも自分が座るあた...
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きのう、実家に帰省する夢をみた。 いつものように廊下の向こうの台所から居間に入ろうとすると、 なんとそこにはドラえもんがいた。 正座をして居間のコタツに入っている。 思わずびくりとしたが、戸口で目が合ったのでついその場で会釈をした。 母は茶ダンスと台所の間をいそいそと往復して、お茶を淹れる用意をしている。 父は不在のようだ。 窓の外は曇り空で、家の中はしんと静まり返っている。 戸惑ったが、間のもたない妙な雰囲気に背を押され、いつも自分が座るあた...
引越をするたびに、いつも中をあけてはみるものの、結局そのままふたをとじて押入れのいちばん奥にしまいこむ箱、というものをわたしは持っている。 その中には、友人が東南アジアのどこかの国で買ってきたエビのぬいぐるみとか、むかし作ったサークルの機関紙とか、今ではもう交渉のない人からもらった長い手紙とか、できれば目に触れたくはないが、かと言って捨てられないものが押し込まれている。 そして、何か失くし物があるたびに、どうもあの箱のどこかに入っているような気が...
猫を飼いはじめた。 先週、土手を歩いていたら、俺を飼えばいいんじゃないの、 とヒゲと頬をわたしの向うずねに擦りつけてきた野良猫が、わたしをつけまわしたあげく部屋に上がりこみ、出て行かない。 人間の擬猫化ではない。断じてそうではない。だいたいあの猫はメスだ。 やいごはんを出せ、と鳴いてみるも無視されると、猫は後ろ足を高くかかげて毛づくろいをはじめる。 ついでに言うと、わたしも先月からようやく仕事を再開して、いろんな意味で生活が一変した。 その仕事...
先日、Oさんに出会い頭に「ね、サラブライト・マンってなに?」と訊かれた。 あーうん、それはあのー、スーパー・マンとか、スパイダー・マンとか、筋肉・マンとか、海鮮フカヒレ・マンとかそういうね、あれだよね。 するとOさんは、「へえ、そう! やっぱりね!」と言って真顔で去って行った。 いいのか? それで。 ついでに言うとOさんは、「医は忍術」だと思っている。 あー、まあ手術とかね、あれも言ってみれば、「術」だしね。起源は忍法からきてるらしいからねえ。...