祝い箸
お正月まで 大事ににしまってきた いせ辰の祝い箸。 秋に友だちから 東京のおみやげにもらったもの。 ぽってりとした版画が 福々しくて、気に入って、 お正月が待ち遠く思った。 今年のお正月は 挨拶のほかに あまり出歩くことなく 静かに過ごしたけれど、 こういう小粋な飾りもので、 なんだか華やかだった。 祝い箸は両口箸で、 柳や檜などの白くて強い 清潔な木でできている。 両先が細いのは、 一方は年神さまが使い、 もう一方は自分が使うため。 お供えもの...
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お正月まで 大事ににしまってきた いせ辰の祝い箸。 秋に友だちから 東京のおみやげにもらったもの。 ぽってりとした版画が 福々しくて、気に入って、 お正月が待ち遠く思った。 今年のお正月は 挨拶のほかに あまり出歩くことなく 静かに過ごしたけれど、 こういう小粋な飾りもので、 なんだか華やかだった。 祝い箸は両口箸で、 柳や檜などの白くて強い 清潔な木でできている。 両先が細いのは、 一方は年神さまが使い、 もう一方は自分が使うため。 お供えもの...
お正月というのは およばれの日になってしまって、 招かれ先でこんな豪華絢爛。 おせちには、 ユーモアが詰まってる。 江戸時代の後期に、 宮中の行事から 民間へ広まったというおせち。 そこで数々の 語呂合わせが生まれたと聞く。 祈りを語呂合わせに 託してしまう江戸ッ子の粋。 言葉には魂があるからと、 受け入れて、受け継いで、 大事にしてる私たちのいとしさ。 こちらは嵐山吉兆の重箱。 料理をたしなむ程度には 決してできないこまやかな細工が どれにもこ...
「新年」の実感のひとつ、 ニューイヤーコンサート。 新年の祝祭。 一点見つめて聴き入って、 息を呑んで観入ってしまう。 心そのものみたいに、 音楽に絵画に踊りが、 つながってる。 そしてユーモアにあふれてて、 笑ってしまうって、 クラシックのコンサートを ウィーンフィルを そんなふうに言っちゃっていいのかしら・・・ だけどそんな仕掛けがいっぱい。 こんなところにも 初笑いがちらばってる。 今年の指揮も見どころのひとつ。 マリス・ヤンソンスは、 お...
好きな食べもの、 先に食べるか、 最後に食べるか。 それが問題。 友だち3人で スペッロにて、 前菜の盛りあわせの前で。 私はいつからか 皿田きのこ的に、 好きなものを 最後に食べてる。 前菜をどれからどこから 食べようか迷う贅沢。 ボリューム、 手の込みよう、 スペッロのランチは、 晩餐のように豪華で、 お店を出ると 明るいのがふしぎに思えた。