2008/02/19
2007年初め、ブラジルのサンパウロで施行された新しい法律は、ほぼ一夜にして街の景観を激変させた。その法律とは、なんと、広告、看板、ポスターの全面禁止! 都市部から違法なビラ広告を一掃する試みとして、あらゆるものが禁止されることになったのだ。 こういった手段に出るのはサンパウロが初めてではないものの、この光景は私たちが敬愛する消費者至高主義的な習慣について思いを巡らせるには最高の機会ではないだろうか http://www.flickr.com/p...
2008/01/27
日軽金の執行役員、岡本一郎さんのお話を聞く機会に恵まれた。 技術部門のトップなので、技術ロードマップの話かと思いきや、「そんなのどうでもいい」とばかりにリーダーとしての自論を語られた。 特におもしろかった点は、「探って創って造って売る」という考え。 「創って作って売る」という言葉は、ご存知の通り、「V字回復の経営」であまりにも有名な三枝匡氏の商売の基本サイクルだ。しかし、岡本さんはそれを一旦受け入れた後で、自分なりに考えて再コンセプト化された。 ...
2008/01/13
ある団体の賀詞交歓会に出席するため訪れた、芝公園にある老舗ホテル「東京プリンス」での出来事だ。 クロークで鞄とコートを預けようとした際に、係りの女性が「貴重品や壊れ物はありませんか?」と尋ねてきた。 鞄の中にノートパソコンが入っていたので、こちらは正直に「パソコンが入ってますが大丈夫でしょうか?」と聞き返した。 すると、その女性からは、「当方では責任は負いかねますがよろしいでしょうか」の一言。 そんなことは当たり前だ。こっちだって十分判っている。...
2008/01/08
恒例の今年のスローガンを考えてみた。 考えるにあたって、この十数年を振り返ると、ビジネスの世界ではムリ、ムダ、ムラを徹底的に排除してきた。 「コストバスター」とか「コストカッター」など異名を持つ人もいるほどだ。 でも、もういいんじゃないの? そのお陰で、われわれの社会や経済はよくなったの? そんな疑問が、フゥと湧いてきた。そして、自分は何ができる、何がやりたいと自問自答した。 行き着いた先は、 「ビジネスに健全な遊びをインストールする」という言葉...
2008/01/07
昨年の暮れ頃から渋谷区のある保育園で頭ジラミが流行している。 虱(こう書いてシラミと読むらしい)なんて無縁と思われる都会の保育園で、園児数人の頭から卵や幼虫が発見されたのだ。 原因を辿っていった結果、その源流と思われる園児にはある共通点が見つかったという。それはどの児も数日前にディズニーシーへ遊びに行ったのだそうだ。 そこには被り物やぬいぐるみを共有するアトラクションがあるらしく、海外旅行者のシラミが感染したのではないかと推論している。 これはこ...
2007/10/09
先日、女流講談師・神田紫さんのお話を伺う機会があった。女優を目指されていたが途中で挫折し、講談の道に進まれたが、その後もいろいろと紆余曲折があったようだ。 ご自身の経験談の後、体験教室ではわたしも講談の真似事をした。腹のそこから声を出し、貼り扇や扇子を小気味よく叩くのは実に爽快だ。 最後に、神田さん自らが赤穂浪士討ち入りの講談を披露してくれた。これがまた迫真に迫る演技で、登場人物が乗り移ったのかと見紛うばかりの舞台だった。 そして、最も驚いたこと...
2007/10/02
不動産登記の問題で、近所の司法書士事務所を訪ねた。めったに、というか初めての体験なので、司法書士の人ってどんな風なんだろうと想像しながら事務所のチャイムを鳴らす。 初めに出てこられたのは、名刺に「補助師」という肩書きを持つ女性。なんだぁ、この「補助師」というのは!!初めて見たぞ!!なんだかこの後の展開が期待できるぞとワクワク胸が躍っていた。 「先生」は一番奥のデスクでわたしを招きいれた。やっぱり、「先生」と呼ばれる人種は、自分から動かないというジ...
2007/09/27
先週末、クレディセゾンの林野宏社長の講演をお聞きする機会に恵まれた。 印象に残ったことを要約すると、「人を中心とした経営」というキーワードだろう。 人の可能性を信じ、その潜在能力をいかに引き出すかが、経営者の役割責任だ。 「女尊男卑」という言葉も創造されたそうで、女性を活用できない会社は滅びるとのこと。 また、これからは「感性」の時代という点も大変共感できた。 何よりも、ご講演の前に出席者の方々に名刺を配る、その謙虚な姿勢に脱帽した。 クレディセ...
2007/09/12
GMOがSecond Life内で新ビジネスコンテストの結果を3月に発表した 大賞の1つに、紙芝居屋さんのフランチャイズチェーンが選ばれたそうだ どんな事業かというと、紙芝居舞台付きの自転車やソースせんべいなど“紙芝居屋セット”を経営者に販売することで、土地や3Dの制作スキルを持たないユーザーでもビジネスを始めてもらえる環境を作る、という内容 モバイルサービス企業に勤める箱田雅彦さんが提案したアイデアで、「DAIFUKU ISLAND」で事業展開...
2007/09/10
都市の多くは、地下鉄や地下街など、地下をたくさん開発してきた。地上の開発に限界を感じると、その触手は地下へ移っていくのだろう。でも、今日の話は地下の開発ではなかった。 「地下にいるとき、自分のいる位置や行きたい方向が判らず、思わず地上に出たことがある」という話で盛り上がったのだ。「あるある」(かなり懐かしいフレーズ)の連発だった。 以前、「地図の読めない女性~」とかいう本があったが、地下では男女を問わず、方向音痴になってしまうようだ。でも、潜水艦...
2007/09/05
柔道家の古賀稔彦さんのお話を聞く機会に恵まれた。短い時間ではあったが、エネルギシュかつユーモアを交えながらの講話は、人を惹きつけるに十分たる内容だった。 勝負に臨むにあたっての心構えとして、2つの点がよい結果につながると仰っていた。 その1つは、緊張だ。普通、緊張というものはマイナスイメージがあるものだが、古賀さん曰く「緊張は本気の現れであり、勝負には無くてはならない」とのこと。 もう1つは、自信だ。文字通り、自分を信じられるかどうかが問われてい...
2007/09/02
東京証券取引所グループの斉藤惇社長のインタビューに関するブログを見た http://plaza.rakuten.co.jp/... この中で心に引っかかってきた部分は以下 斉藤社長は、中学生のときに古典文学を読みふけり、文学を通じて多様な価値観の存在と、さらに米国での経験も重なり、異なる文化、能力、価値観を持つ人たちが交流し、「まぜまぜ」になることが新しい価値を生むことを知った そして、気づいた 自分の周りにいる人や話して楽しい人の共通点は、経験...
2007/08/15
バーン。ひどく鈍く大きな音が背後から聞こえてきた。思わず振り返ると、奇妙に膨らんだ財布をおもむろにしまう若者の姿があった。JRのとある駅、Suicaのある改札での出来事だ。 「なんであんなに力任せに・・・」と思い、その日から改札を通過する度に、自分と同時期に通り過ぎる人を観察している。 観察していて判ったことがある。改札機に「あたってる人」は、20~30代の男性サラリーマン、ヨシダのバッグを斜めがけにしているようなタイプが多い。ゲームやPCなどの...
2007/08/07
先月、ある仕事で冷泉為広さんにお会いした。冷泉さんはおよそ800年続く公家、冷泉家のご出身で、ある企業にお勤めの後、今は悠々自適にお暮らしの方だ。その冷泉さんに「現代に生きる和歌の心」というお話を伺った。 最も驚いたことは、和歌は言葉の文化ではないことだ。われわれは小さい頃から、5・7・5・7・7など、言葉の数、季語を選んでは俳句や短歌の真似事をしてきた。しかし、その歌を、声を出して詠んだことはあっただろうか。 そう、和歌は音の文化だったのだ。歌...
2007/07/28
ここ数ヶ月、仕事で出会った経営者やリーダーの方々が共通して言われることがある。「当たり前のことを当たり前にやる」ことの大切さだ。奇をてらったことでは決してなく、あたりまえのこと、例えば、職場で朝必ず笑顔で挨拶する。でも以外にこれができていない。 当たり前のこととは何だろう?自分の場合は、以下の3つだ。 ・もったいない(謙虚) ・ありがたい(感謝) ・やくにたちたい(貢献) 「凡事徹底」という言葉がある。小さいことでも、それを続けることは本当に難し...
2007/07/12
小川洋子さんの「物語の役割」という本を読んだ。小川さんは、「博士の愛した数式」で一躍メジャーになられた作家であり、自分にとっては高校の一年先輩なので気になる存在だった。 この本の中で、ご自身が体験的に悟ってきたことをいくつか書かれている。その中で、特に印象に残ったのが次の言葉だ。 「書くこと、文章に姿をあらわさせること、それは特権的な知識を並べることではない。それは、人皆が知っていながら、誰ひとり言えずにいることを発見しようとする試みだ」 フラン...
今朝、食卓にコーンビーフが出た。何気なく、「なんでコーンビーフなんだろう?」と家族に聞いてみた。 すると、妻が「コーンビーフじゃなくて、コンビーフよ」と言ってきた。要約すると、コンは「混」であり和製英語なんじゃないかという見解だ。 わたしはずっとこう思っていた。コーンは「とうもろこし」であり、きっととうもろこしで飼育された牛の肉のことをコーンビーフと言うのだと。 調べた結果、どちらも間違いだった。コーン(corn)には、「塩漬けにする」という意味...
2007/07/07
昨日、ふとこんな疑問が沸き起こってきた。そして、数秒置いて、次の疑問に発展した。なぜ「プロフェッショナル~仕事の流儀」という番組がスタートしたのか、と。わたしの目には、「プロジェクトX」が「プロフェッショナル」へ移行したように映っているからだ。 「プロ」つながりであることは間違いない。でも、ストーリーの観点から、時間軸は現在から過去、そしてまた現在というところまでは同じ。決定的に違うのは、後者には未来があるという点だろう。そして、登場人物の焦点が...
2007/06/20
藤原正彦さんの「国家の品格」がベストセラーになったことは記憶に新しい。 そして、今は「女性の品格」という本も書店に並んでいるそうだ。 昨今の「品格」ブームに思うこと。この手の本を買う人は、次のどちらのタイプなのだろうか。 先ずは、自分の品格を確認したい、これもブームの「検定」派。やっぱり、判っているんだけどなぁ、と自虐的に読みたくなるのだろう。 そして、自分ではなく他者や社会のあり方を確認し、自らのこころの拠りどころを求めている「夢想」派。やっぱ...
2007/06/12
イッセー尾形さんの演出家、森田雄三さんの著書、「間の取れる人 間抜けな人」を読んだ。イッセー尾形さんのシュールな一人芝居に興味があった。あの芝居が出来上がるプロセスを知りたいとも思っていた。そして以前から、「間」ということが人生において、仕事や人付き合いにおいても大切なんじゃないかと思っていたからだ。 読み進むうちに、おもしろいものを期せずして発見した。イッセー尾形さんと森田さんは、2年前から全国でワークショップを展開しているそうだ。素人を集めて...
2007/06/11
人生はそれぞれ異なり違う。人間が最も興味を寄せるものが人間であるなら、他人の生きてきた様は、聞くだけで読むだけで好奇心に誘われる。物語が人を惹きつけるのはその為であろう。そして、現代はブログの時代。すべての人が表現する機会を得たことになる。 では、物語で感動させる条件とは何であろうか? 第一の条件は、主人公の人生がよほど変わっていて、珍しく波乱に富んでいること。テレビで「波乱万丈」をテーマにした番組があるが、まさにあれがそうである。自分とは全く違...
2007/06/05
忙しすぎる世の中は、ちょっと、はなれて見るくらいがちょうどいい。 これは「きっかけはフジテレビ」のキャンペーンメッセージだ。 http://wwwz.fujitv.co.jp/kikkake/... 自分のものさし、つまり価値判断の基準を見直すこと、これはいくつになっても大切なのだが、なかなか難しいことだ。 わたしは「間」というものを大切にしているが、「人生は時には立ち止まったりするぐらいがちょうどいい」ように思う。 自分を見つめなおす機会を与え...
2007/06/04
仕事柄移動が多く、頻繁にタクシーを利用している。タクシーを利用する理由はひとそれぞれだが、わたしの場合は「道がわからないから」というものが多い。出張先では右も左も判らないので、考えることを放棄して、ついついタクシーに飛び乗ってしまうのだ。 今朝のニュースで、「運転免許を返却したらタクシー料金を割り引く」という記事があった。なんでも、長野のタクシー協会が考案したものらしいが、高齢者が免許を返却した場合に、タクシー料金を1割だけ割り引くのだそうだ。高...
2007/05/28
柳田邦夫の「人の痛みを感じる国家」を読んだ。そのタイトルに興味を持って手に取ったのだが、全体としては同じ論点を繰り返しているだけの内容なので多分もう一度読み返すことはないだろう。 ただ、一つだけ印象に残ったことがある。それは、子供や若者の「心の未成熟」という問題だ。ゲームなどのバーチャルな世界に没頭している人は、心が未成熟の状態、具体的には6歳から8歳ぐらいの状態で停まってしまっているというくだりだ。 その状態とは、以下の通り。 ①現実と空想の区...
2007/05/20
先週の後半は天気が崩れ、少し寒くも感じる日があった。そして水曜日、先々週に引き続き、仙台ロードに出発した。いつもの通り、往きは上野駅19時発の常磐線・スーパーひたちだ。 初めてこの電車に乗った時、その揺れの酷さに気分が悪くなった。それ以来、乗車する時はグリーン車と決めている。スーパーひたちのグリーン車は、座席が左一つと右二つの計三つ。一人で予約した場合、100%の確率で左側に腰掛けることになる。 往き先は福島県の原ノ町。このスーパーひたちの終点で...
2007/05/16
中国ブームである。政治、経済、社会において今熱い国のひとつが中国であることは言うまでもない。北京オリンピックに向けて、そのブームもさらに加熱していくことだろう。それをバブルという人もいるが、変化する期待値が大きいことは間違いない。 中国には「暴富」という言葉があるそうだ。一夜にして富を得た人、つまり成金を意味している。暴富は、ビジネスやマネーゲームで億万長者になり、住宅、車(ベンツが多い)、電化製品を買う。一説には、資産1億円以上ある人が1億人い...
2007/05/13
博多の都ホテルへチェックインした。実は、福岡に来るのは高校の修学旅行以来だ。まさに右も左も判りません。博多は福岡空港からとても近いという話は聞いていたが、本当に地下鉄で3つ目だった。これなら大阪近郊に行くよりも近いなぁと実感。 東京に先週滞在したのは、何日、いや何時間だったのだろう。その隙間の時間で、髪を切り、バンドの練習にも出かけた。そして、家族サービスも・・・。生後3ヶ月の子供が、少し見ない間にどんどん成長していく。上の子の時もそうだったが、...
2007/05/11
昨日、仙台近辺で仕事があり、ロイネットホテル仙台にたどり着いたのは22時を回っていただろうか。ホテルは駅から近いと聞いていたが、スーツケースを引いて歩くわが身にはずいぶん遠く感じた。場所も「場末」というに相応しく、気持ちが一層と暗くなってしまったことは言うまでもない。 お陰で、今朝はアラームを無視して寝すぎ、仙台空港までは電車ではなくタクシーで移動するしかなかった。しかし、天はわが身を助ける。タクシーがホテルの前で客引きをしていたのだ。場末のホテ...
2007/05/02
欧米では、悪魔は名前を明らかにすることで退散できるという信仰があるそうだ。そう言えば、映画ハリーポッターの中でも、自分の怖いものを大声で叫ぶシーンがあったように記憶しているが、この信仰がベースになっているのかもしれない。 面白いことに、個人や組織上の問題でも、その特徴を表すような名前をつけることによって、問題解決の取り組みが容易になるそうだ。名前をつけられるということは、その問題の本質や原因を把握していることの証だから。 そして名前がつけば、周囲...
2007/04/25
観察ということに興味があり、この本を手に取った。一番印象に残ったのは、第3章の視線の置き方というところだ。「見えない」ものを「見えているように」描くという点は、目から鱗が出るほど新鮮な驚きだった。「描く部分」と「描かない部分」の選別なども、表現するときに大切なことだと実感がある。 という訳で、昨日から直線と曲線を描く練習を開始した。いいものはすぐに取り入れるのがわたしのとりえ。やり始めると気づくのだが、この練習は精神修行にもってこいだ。邪念を捨て...
2007/04/23
「片手落ちは差別用語ですよ」 仕事が終わって帰る道すがら、一日一緒に働いていた人からこう言われた。仕事中にわたしが、「それでは片手落ちですよ」と発言したというのだ。やられた!!全く気づいていなかった!!そして彼にこう尋ねた、「なんて言い換えればいいんだろう?」と。 職業柄、人前で話す機会が多い。それだけに、言葉は選んで使っているつもりだった。そう、あくまでも「つもり」だ。人から指摘を受け無かっただけで、今までも同じようなことが起こっていたに違いな...
2007/04/19
機械系の社員がいる会社では、「コンプライアンス」という言葉使いに気をつけたほうがいい。 「わが社は法律を大切にする」というメッセージが、「わが社は遊びを大切にする」となってしまうからだ。その理由を説明しよう。 最近、企業不祥事が相次ぐからか、多くの企業でコンプライアンス(法令順守)の強化を経営課題としているケースが増えている。ここでの意味は「要求や命令などに従う」ことだ。 たまたまナノテクノロジーに関する本を読んでいたら、同じコンプライアンスとい...
2007/04/18
未来の自分に1日のうち何分だったら投資してもいいだろうか? 金融やアートの世界では、ポートフォリオという言葉がある。分野は違えど、「大切なものをどう振り分けるか」という本質は変わらない。時間は有限であり、誰しも平等に与えられた貴重な財産だ。この貴重な財産をどう有効に使うか、これは忙しない現代人にはクリティカルな問題だと思う。 こんなに忙しいのに未来の自分になんか使う時間がないよ。そんな声も聞こえてくる。未来の自分はとても不確実なため、それに現在の...
仕事って、ある役を演じることではないだろうか。そう考えるようになったのはごく最近のこと。 自分がある時にはコンサルタント、またある時には研修講師、そしてまたある時にはファシリテーターと、好むと好まざるとに関わらず、いろんな役を演じるようになったからだ。 これまでの人生を振り返ってみても、この状況だったらこう動けばよいのではないか、そんな状況判断と仮説に基づいて行動してきた。これは誰しも無意識のうちにできていることなのかもしれない。 その点、役者っ...
2007/04/12
ベネッセの進研ゼミが進化している。小学生向けにリテラシー、知識や技能を組み合わせて使いこなす力の強化に取り組み出したのだ。 子供たちがこれから先、どんな疑問や問題にぶつかっても、自分で考えて解決していくことを目指している。 具体的にどんな力を伸ばすのかというと、 ● 様々な文章や資料を正確に読み取る「読解力」 ● 読み取った情報に基づいて、問題点を整理しながら筋道立てて考える「思考力」 ● 自分の考えを、相手に対して論理的に伝える「表現力...
2007/04/09
今回の東京都知事選では石原さんが再選された。選挙での大きな争点の一つがオリンピックの招致だった。この論点自体の正否はともかく、都民としては、税金が効果のはっきりしないものに使われることについては納得できない。これまでも何度、同様の経験をわれわれがしてきているからだ。 もちろん、「子供たちに夢や感動を与える」ことについて、異論がある人は皆無であろう。もし、オリンピックがその舞台となるのであれば、舞台に立つことや舞台を観ることで、何らかの効果は期待で...
2007/04/05
この言葉をはじめて聞いたとき、「2007年だから団塊世代の第2の人生が話題になっているのか」と思ってしまった人もきっと多いはず。何を隠そうわたしもその一人だった。企業の新規事業のテーマ検討でこれが挙がらないことがないほど、マーケットは第2の人生でのお金と時間の行方に関心を持っているのだ。 でも、ここで言う「セカンドライフ」とは、現実の世界ではない仮想空間、つまりゲームやネットの世界で生きる「もう一つの自分」のことを指している。以前から誰しも変身願...
2007/04/03
最近、昼食に弁当を買って食べることが多いのだが、小物のおかずを取り分けてある容器に変化があった。 以前は、アルミ箔や紙のものが主流だった。しかし、今日わたしの食べた弁当にある3つの入れ物は、すべて裏面に「PET」の表示がある。 ちなみに、この容器の名称を「アレ何?大辞典」で調べたところ、アルミ箔のものはホイルケースと言うそうだ。 話を戻して、この容器の素材はなぜ変化したのだろうか? 4つの仮説を立ててみた。 ①製造コストが安い ②環境に優しい(リ...
2007/04/02
アマゾンで書籍を購入した人は気づいているだろうか。アマゾンから送られてくる書籍には、「注文・補充カード」がそのまま挿まれていることを。このタグは通常、書店の店員が引き抜いているので、われわれの目に触れることはない。事実、わたしもこのタグがこんな名称であることすら知らなかった。 このタグをよく見ると、「書店様へのお願い」と書かれている。このタグを毎月末に出版社宛に送り返して欲しいとの内容だ。この実績から書店への配本をコントロールする、つまり在庫管理...
2007/03/29
花王の人材育成では、コミュニケーション能力や感性を豊かにすることを重視している。これは、人と人との結びつきから粘り強い研究開発を行い、小売業者と販売会社の協働を販売戦略としている同社ならではの考え方であろう。 例えば、マーケティング部門の若手社員を対象に、ベテランマーケッターが講座を開いている。過去にいくつものヒット商品を企画した華々しい実績を持つマーケッター達が、過去の成功はどういう過程で生まれたのか、どのようにトップマネジメントを説得して商品...