2008/09/10
2008/04/16
マルコリーニのお重箱
欧州線の飛行機の中で、たまたま隣り合わせになった日本のビジネスマンが、得意顔&真顔で囁いた。 「日本へのブリュッセル土産は、%&#×Oのチョコレートに限りますよ。そのチョコレートをOLたちに渡すと、目の色を変えて喜びますよ。その後に仕事のはかどること、はかどること。ためしてごらんなさい。」 そのブランド名がどうしても覚えられなくて、2度聞き返しす。でも、うろ覚えだ。 店はどうやら、私の滞在していたアパートの近くにあるらしいことがわかった。 後日、...
2008/03/21
お巡りさんとドロンボにやられる
酒を買いに車で出かける。国境を超えてシャンパーニュ地方に入った頃、高速道路の脇で待機していたパトカー(?)の運転手と目があった。通り過ぎて間もなく、私たちの車の後方に青いサイレンの点滅する車が迫ってきた。私たちの車はゆっくりと追い越され、やがて、誘導の指示が出て、脇道へと連れて行かれる。そして停車させられた。サイレン車から制服姿の人々が出てきた。男性二人に女性 が一人・・・何だろう? 不愉快だけど、こういうときには中途半端なフランス語はしゃべらず...
2008/03/14
Art Brut Collection 常設展 Marguerite の「ウェディング・ドレス」(1916-1957)
暗い展示室内で、スポットライトを浴びてぽつんと立っている白いドレス。最初目にした時、妙な胸騒ぎがした。常設展の他の作品に比べて、ありきたりに見える黄ばんだ白のサマードレス。近づいて眺めると、凹凸のある複雑な模様が編み込まれている。でも、何かヘン。 編み目はところどころ飛んでいる。模様のつながりが突如途絶えている。模様の緻密さとつなぐ編み目の粗雑さが、どこかアンバランスで気になる。編み物ができない私ですら、違和感を覚える。非常に手が込んでいるのに歪...
2008/03/13
突然の訪問者たち
寝おきのまま、リビングでパソコンをいじっていたら、玄関ホールでガチャガチャ音が聞こえる。またもやドロンボだろうか?以前このマンションは空き巣集団にやられており、うちも被害に遭ったので、思わずビクっとする。 合鍵で外から勝手に入られないようにと、在宅中はドアに鍵を差し込んだままにしている。ドアには表札も部屋番号も記していない。でも、外ではまだ何人かのしゃべり声が聞こえる。オランダ語のようなフランス語のような・・・よくわからない。呼び鈴も鳴った。なん...
2008/02/26
ベンツの洗礼
ブリュッセルから飛行機で一時間のフランクフルト。初めて訪れた。 同じEU圏内なので、パスポートチェックもなく気楽に入国できるのがうれしい。 空港玄関には、アイボリー色のスマートなタクシーがずらっと並んでいる。よく見ると、全部ベンツだ。日本では乗る機会もない高級車に、胸が高鳴る。でも、当たり前のようにベンツが並んでいるのを見ると、なんだか不思議な気分になってしまう。 ホテルに向かうためにそのタクシーに乗る。後部座席は硬めだけど安定感がありフィット感...
2008/02/24
アフリカ象のリアリティ
こちらに到着して2日目。お天気に恵まれたので、ひさびさにテルヴューレンの森に出かける。 もとは王族のお狩り場だったこの地は、宮殿のように重厚感のある建造物を正面に配しているせいで、あたりの森林や池にまで荘厳な雰囲気を漂わせてしまう特殊な空間だ。観光スポットなのに広大すぎて、観光客の気配をあまり感じなくてすむ。前回は改修中のため幌に覆われていた建物が、今日はスッキリと姿を現している。でも、アフリカ・ミュージアムとなったこの建物を見るたびに、なんとな...
2008/02/18
ヒノキ・チップの寝床を作る。
ホームページで見つけた都内のヒノキチップ製材所。良心的な応対と自社製材による低価格が気に入ったので、千葉県産のヒノキのチップ材を20袋分注文する。 庭のウォーキング・スペースに敷き詰めたけど、慣れないせいで配分をまちがえて大量に余ってしまった。作りたてのチップは呼吸しているせいか、袋詰めのままにしておくと蒸れてしまうようだ。小さな穴がいくつも開いているのに、どの袋も汗をかいている。 そこで、100円ショップへ行き、60センチ四方の特大サイズの洗濯...
2008/02/12
買い物依存症
なかなか整理整頓できない私の、今週の衝動買い。 その1 「激落ちスポンジ」キングサイズ 60個 (心の水垢まで落とす) その2 「レンガ」特大サイズ 43個 (心の庭にシェルターを造る) その3 「ひのきのウッドチップ」45リットル入りを20袋 (部屋に敷きつめて森林浴する) 思い立ったが吉日、で注文した。 「福沢諭吉」6名旅立つ・・・ふぅ。
2008/02/09
あいづち、3つの呪文の効き目
聞かされる側にとってはどーでもいい内容を長々と語る人・・・とっても苦手だ。 話す相手が仕事上、自分よりも強い立場にいると、なおさら面倒だ。微妙な利害関係が絡んでくるから。 そして、社会的立場が強い人間ほど、相手の迷惑を考えずに語り、騙り続ける。 語る人、騙る人はとにかく多い。仕事上のグチを聞かせたがる人、自分の(過去の)実績を自慢したがる人、説教批判がましい人(たとえば今なら中国餃子について)・・・探さなくてその種の人はうじゃうじゃいる。 聞かさ...
2008/02/06
プリプリ大腸内視鏡検査
この際「ものは試し」のついでに、大腸内視鏡検査も受ける。検査自体はなんということはないけど、その前後がこんなにタイヘンだとは思わなかった。 あらかじめ、「便」の5段階写真をじっくり眺めさせられる。そのリアルさのおかげで、食欲はどうにも湧いてこない。前日は丸一日食餌制限。 検査当日には、1.8リットルの下剤を午前7時から2時間かけてゆっくり飲めと言われた。味はスポーツ飲料並みで、バリウムよりはマシかもしれない。でも、運動もしていないし、ノドも渇...
2008/02/03
脳ドック
物忘れがひどいので、去年から受け始めた脳ドック。 案内された控え室に貼られていた注意書きに、思わず心がなごむ。「撮影する前に次のものをはずしてください。貴金属、アクセサリー類、硬貨類、ペン、カギ、カツラ。」カツラをつけたまま断層撮影にのぞむ脳天気なおじさんもいるんだなぁ。 撮影室に案内されて、仰向けのまま、頭や顔を枠で固められ、ベルトに縛りつけられる。 トコロテンの型に押し込まれるような圧迫感を感じながら、機械の中に挿入されてゆく。 身動きを許さ...
2008/01/27
どんどん捨てる!
いろいろなことが面倒くさくなってきたので、3年ぶりに食料棚の整理を始めてみた。 いざというときに備えて、日ごろから買い込んでおいたパスタ、はるさめ、カレー粉、寒天、うどん、そばetc.。 ミネラルウォーターも果実酒もたっぷりある。 この3年間に、大地震も緊急事態も起こらなかった。 この際、賞味期限を1年以上過ぎた食料品は捨てることにした。 奮闘すること3時間。 すべての食料が、賞味期限を1年以上過ぎていた。 40リットル入りのゴミ袋に4つ分溜まっ...
ドラマ「SP」
要人警護&組織内部告発ドラマ「SP」のシリーズが終わる。 脚本、構成、カメラワーク、音響・・・久々に見ごたえのあるTV作品だった。 どのシリーズも最終エピソードの終わり方がゾッとするほど心憎い。洞爺湖サミットもあることだし、案外タイムリーなテーマなのだろう。 回を増すごとに場面は引っ張り気味になり、SP役の俳優の演技はどれもベタだけど、テンポのよさをふと狂わせるようなしぐさやセリフに笑いの隠し味が仕込まれていて、観ていて飽きない。 そして、SP役...
2008/01/10
ウズラの恨み 一噛み10万円
欲張った・・・というか頬張ったツケは高い。 日本では値段が高く、なかなか手に入らないウズラの肉。 「2羽で3ユーロ」の安売りに目がくらんでしまい、4羽仕入れる。 キッチンバサミで解体し、ニンニク、みりん、醤油のタレに漬け込んで1週間。 正月にオーブンで焼いて、「骨付きウズラの照り焼き」の出来上がり。ジリジリと焼ける肉の香ばしい風味がたまらない。 ブルゴーニュの村営カーヴで仕入れて寝かせておいた、とっておきのヴォーヌ・ロマネで、豪華な宴の始まりだ。...
2008/01/08
ダメ航空 究極のアップグレード
帰国前日、航空会社のホームページで前回フライトの飛行マイレージが登録されていなかったことが発覚。 地道にマイレージを溜めて、エコノミー座席からビジネス座席へのグレードアップを楽しみにしている身分としては、それなりに切実な問題だ。 早速、航空会社の専用カウンターに問い合わせる。「奇跡的に」1回で電話が通じたが、案の定、この航空会社のスタッフは、早口で要領を得ない。しかも高飛車だ。夜中に国際電話で小一時間押し問答するうちに、連れ合いまでヒートアップ。...
2008/01/03
同業者のニオイ
突然、寿司屋の主の話を思い出した。 「店に入ってきた瞬間、同業者だとすぐにわかるんだよね。」 「どうしてですか?」と私。 「まず、店に入った瞬間、最初にガラスケースのネタに目が走るからね。それに、いつも酢飯を握っているから、手のひらが白っぽいんだよね。」 なるほど、同じ職業の人間同士は、なんとなく気配とニオイでわかってしまうのか。 そういえば、連れ合いも似たようなことを言っていた。「誰かが飲み屋に入っきた瞬間に、同業者かどうかすぐにわかるんだよね...
2008/01/02
光の花 炸裂!
真っ暗なリビングルームで、日本から持ち込んだ録画DVDに見入っていた年境・・・新年に切り替わったその瞬間、リビングの全面窓に閃光が映し出され、炸裂音が響きわたる。思わずベランダに飛び出した。 肌身を射すほど冷たい闇のなか、光の矢が次々に夜空へ飛んでいくのが見える。矢は色とりどりに花ひらき、光の滴となり散っていく。 ひと呼吸遅れて、ちいさな歓声と笑い声が冷気を伝ってくる。 オレンジ色の街灯がほのかに霞んで点在する大通りには、誰の姿も見えない。それな...
2007/12/25
仏壇広場でVin Chaudを
クリスマスなのに、観光客の意外に少ないブリュッセルの世界遺産グラン・パレス・・・なぜだろう? あちらこちらの通りの角には、警官やパトカーが待機している。なんだか妙な気配だ。話によると、テロリストが複数逮捕されたにもかかわらず、いまだに火薬や爆弾が見つからず、新たに報復テロのおそれがあるという・・・というわけで、この日この界隈でブラブラしているのは、事情をよく知らないノンキな観光客なのかもしれない。 夕暮れ時、石畳の広場からクモの巣状に伸びた路地を...
2007/12/23
霧氷の子馬
今年の労働を終えて、日本を脱出。 南ヨーロッパもいいけれど、一度はこの国でクリスマスを味わいたい・・・というわけで、今年はブリュッセルでのんびりする。 雪は降らないけれど、霧氷の世界はすでに広がっている。まるで空から粉砂糖をふりかけたよう。陽が射せば、クモの巣までがクリスタル・ビーズのようにきらめく。厚く凍った池も古い館も、すっかり静まりかえっている。 霜柱を踏みしめながらいつもの散歩道をゆく。 ほんの微かだけど、どこからともなくチリチリ音が聞こ...
2007/12/16
酸素Barの鼻チューブはなんとかならんか?
何でも試したくなる性癖で、今度は酸素バーに挑戦。 大気中に含まれる通常酸素の2倍の濃度の空気を鼻から吸入するのだという。 酸素カプセルよりも値段は安い。さて、効果のほどは・・・。 疲労回復とアタマのモヤモヤ解消に効果があるとのことで、大いに期待する。 繰り返し使える専用チューブを300円で購入。酸素Bar料金は、10分毎500円とある。 初回は20分間に挑戦。 香りは好みで選べるというので、その日はユーカリとオレンジのミックスを頼む。 無料のマッ...
2007/12/03
しゃべる猫
飼い猫に根気よく言葉を教え続けて7年。 最近カワエモンの鳴き声に変化が現れた。私が歌いかけると、猫も歌い返す。そのメロディーが妙に似ている。 なんとかして私の名前を呼ばせたい。 猫の鼻の上をひとさし指で撫でながら「カワちゃん」と呼びかける。その同じ指で私の鼻先を指して名前を教える。これも7年におよぶ特訓の成果?がついに実りつつある。 家に入れてもらいたいとき、カワエモンは私の名前を呼ぶようになった。 「の~んのにゃ~ん」 まだ猫言葉は残るが、イン...
2007/12/02
一番会いたくなかった人
出先の仕事場で用事を済ませていたら、突然誰かが私の名前を呼んだ。 振り返ると、以前の職場で同僚だった人がいた。 その複雑な笑顔に、こちらもどう反応していいのか戸惑う。 今からさかのぼること数年前、その人はささいな出来事で職場を解雇され、復職を求めて裁判を起こしていた。 1度目の解雇の際も長期にわたる裁判となった。最終的には雇用主側が和解を申し出て、その人は無事復職できた。でも、その条件は「一日も早く次の勤務先を探して、この職場をやめること。」 2...
2007/11/25
マスクの効用
ちまたで風邪がはやっているので、周囲に勧められて初めてワクチンを接種する。 通勤の往復の際には使い捨てのマスクをつける。好みのラベンダーやオレンジのハーブオイルをかすかにしみこませたマスクの中は、自分の吐息で温まり、芳しい香りを放つ。 人ごみの中でも長時間の通勤でも、案外リラックスできる。 おまけに、マスク内の適度な湿度のおかげで、戸外でも電車内でも肌は乾燥しない。 隣に臭い人や風邪引きの人が座っても、あんまり不快に感じない。 それどころか、マス...
2007/11/22
三ツ星よりもミシュラン坊や
ミシュランガイドブック東京版発売・・・・星の数ばかりが話題になっているけど、星の数が多くても、一部のお得意客を除いては、サービスがあまりよくない場合もある。日本でもフランスでも状況はあまり変わらないのかもしれない。 ブルゴーニュの三ツ星レストラン「コートドール」のように、レストランのサービスがおろそかなため、料理の味の余韻に浸りきれないレストランもある。ワインの状態はとても良いのに、いつまでたっても空になったグラスにワインを注ぎに来ないソムリエ・...
2007/11/18
エスカレーター後遺症
例のエスカレーター事故以来、なんとなく憂鬱な地下鉄構内での路線乗換え。 階段やエレベーターを使えばいいかもしれないけど、永田町や新御茶ノ水にあるような、5階分ぐらい昇る長距離エスカレーターを仰ぎ見るたびに、ため息が出てしまう。 とてもじゃないけど、荷物を抱えて階段を昇る気にはならない。だから仕方なくエスカレーターを使う。 あれ以来、常に上を用心深く見ながらエスカレーターに乗るようになった。 太った人間と重い荷物を持った老人の後ろには絶対に立たない...
2007/11/15
沈思の刻
小春日和をのんびり楽しむゆとりもない毎日を、泳ぐように乗り切り、疲れきって仕事場から帰宅する夜。 ついこのあいだまで、虫の競宴で華やいでいたちいさな庭も、すでに静まりかえっている。 満月のような庭園灯に照らされたレモンバーム、遅咲きの紫蘇、青いままの唐辛子。海のようにうねり、かすかな夜香を吐き出している。その奥底から虫が1匹、翅を震わせて呼びかける。とぎれ、とぎれ。 連れ合いを探しているのか、それとも別れの歌なのか。その声はどこか儚げで心もとない...
2007/11/06
黄金色の森を駆け抜ける
久しぶりにルクセンブルクの田舎でのんびり過ごす。 これで3度目だけど、この国に来ると本当に癒やされる。 とにかく自然も家並みも豊かでのどか。 国内総生産世界第一位のゆとりが、どの町にも村にもあふれている・・・ように見える。そして、驚くほど人の姿が見あたらない。 いつものように、モーゼル河沿いのカーヴでワインをたくさん仕入れる。 帰りは高速道路ではなく、一般道40号をひた走る。 どこまでも続く森林。 ところどころで、猟銃を手にした狩人を見かける。ジ...
2007/11/01
エスカレーター事故に巻き込まれる
やっぱりエスカレーターは怖い・・・ ロンドン・ヒースロー空港ターミナルの昇りエスカレーターでの出来事。 日頃なら前の人との間隔を十分とって乗るのだけど、その日は混雑していたため、1ステップ分しか間隔をあけられなかった。私の前に立っているのは、白人のでっぷり太ったご婦人。これが運のツキ。 何げなくエスカレーター上方を見ると、インド系の老婦人がキャスター付きキャリアバッグをもう1段分持ち上げようと奮闘している。 (これはヤバそう、と思った)瞬間、その...
2007/09/22
「ミリキタニの猫」
日本での劇場公開を、ずっと待ち望んでいた。 冒頭、画面いっぱいに映し出された右手がうごめいている。皺と垢だらけの褐色の手の下から現れた色鮮やかなクレヨン画。着古して黒ずんだ青のコートと赤のベレー帽の小柄なおじいちゃんが、ビルの排気口付近の壁ぎわで黙々と絵を描いている。商業アートでも、前衛アートでもない。癒しの手慰み絵でもない。その光景を、リンダのレンズはゆっくりと捉えてゆく。季節を重ねるなかで、9.11事件をきっかけに、二人の関係は変化する。 映...
2007/09/08
青年の樹
帰国したとたん、台風に見舞われた。 翌日の昼すぎ、雨戸を開けて庭を見渡すと、3メートル近い「モサモサ」ミモザの樹が、倒れている。ひょっとして樹齢2年にしてお陀仏なんだろうか? あわてて、電話帳を探し、植木屋を探す。そういえば、ここ数年、自分で庭の手入れをしていたから、植木屋とは御無沙汰だ。どうしよう・・・。 インターネットでも検索する。電話をかけまくる。どこも繁忙期らしく、まったく時間が取れないという。「OO救急車」という便利屋にも電話してみたけ...
2007/09/03
ベルギー・ビール祭り
年に一度、世界遺産「グランプラス」の広場で行われる盛大なベルギービール祭り。去年はあまりの混雑で入場をあきらめたが、今年は幸運にも、ビール・シュバリエの授賞式も含めて、参加することができた。 荘厳な室内装飾の市庁舎ホールでは、音楽隊に続いて赤マントの騎士団が入場し、厳かな式典が始まった。パンフレットを読む限りでは、ベルギービール業界も他のアルコール類に押されて、決して太っ腹ではいられないようだ。アジアやアメリカにも輸出することで、売り上げを安定さ...
2007/09/02
ルネ・マグリット美術館
大きな美術館の巨大な空間で絵を楽しむのも気持ちいいけれど、どちらかというと個人美術館に心惹かれる。収集の目的と嗜好がはっきりしている場合が多いからだ。特にアーティスト自身の住居を改造した美術館ならば、なおさら魅力的だ。一つの作品がどのような空間から生まれ、在り続けるか、それを体感できるからだ。だから、デパートで開かれる展覧会に足を運ぶことは、ほとんどない。 この国でも、アンソール、オルタなど、外見はあまり目立たないアパートながら、当時の面影を大切...
2007/08/26
覚醒のオードブル
骨董通りをそぞろ歩きしながら、サブロン広場から伸びた石畳を下り始める週末。坂道にはレストランやワインバーが軒を連ねている。 各店のテーブルと椅子が石畳の真ん中近くまでせり出している。ナプキンと、ナイフ、フォーク、グラスがセットされ始めた。 午後7時を過ぎたあたりから、客がぼちぼち入り始める。それを横目で見ながら、どの店がうまそうか、それぞれのメニューを丹念に見比べる。コーティング印刷されたメニューを置いてある店は、いま一つ。やっぱり手書きメニュー...
2007/08/18
タコのガリシアン・スタイル
スペイン名物料理で、さりげなく美味い一品。 木皿にキレイに並べられたタコの料理「ガリシアン・スタイル」 おそらく、タコを蒸し焼きして、その上に岩塩を振り、ヴァージンオイルを注いだのだろう。中心に、カナリア産のジャガイモが1個、ちょこんと鎮座している。 岩塩の苦みがほどよくなじんだオリーヴオイル。タコを包み、夕陽を浴びて黄金色に輝いている。 タコの歯ごたえは柔らかい。特に皮の部分はゼラチンのようにプルプルして、口の中でとろけていく。 振りかけられた...
2007/08/16
2007/08/15
Asian ビュッフェ in Fuerteventura島
ホテル滞在7日目。気温は23度ぐらい。とにかく心地いい。 波のリズムに乗って?仕事も順調にはかどる。 ふと、しょうゆ味が恋しくなった。 久しぶりに日本食レストラン「Yamatori」に予約を入れようとしたら、本日は閉店。 仕方なくビュッフェへ向かう。うれしいことに、今夜のビュッフェのテーマは「アジア料理」。 でも、ヨーロッパ人の考えるアジアとは、インドから極東日本までだから、日本人にとっても、アジア料理は異国料理となるのだろう。テーブルに並んだ料...
2007/08/13
Solan vs. Sangria
Fuerteventura沖合のように鮮やかなウルトラ・マリンブルーのボトル。 その感触は手作りガラスのように厚く、懐かしく、つい手に取りたくなるSolan de Cabrasのミネラル・ウォーター。あと口にほんの微かに塩味を感じる柔らかめの喉越し。 目の前には、果物を刻んで入れたサングリアの深いルビー色。 ますます食欲が湧いてくる。 今日もハモン・イベリコと手長エビのシーフード・パエリアに挑戦。 まだまだ大喰いventuraのヴァカンスは続く・...
2007/08/12
これぞ、どんぐり豚!
カナリア諸島のFuerteventura島に着いて4日目。 浸食された火山岩と砂浜が広がり、群青色の海の先には島がいくつか見える。日差しはきついけど、風は思いのほか涼しい。 このドイツ系ホテルは5つ星デラックスだけあって、とにかくサービスが行き届いた、日本人好みのホテル。おまけに、カナリア諸島では唯一、日本食レストランの入っているホテルだ。 朝食のビュッフェは、とにかく豪華。驚いたことに、好物のハモン・イベリコは食べ放題。熟成度は若いけど、ちゃん...
2007/08/06
ムール貝の季節だ!
これからがムール貝の本番! ひさびさに近所のブラッスリーに立ち寄り、ムール貝料理を頼む。 味付けは、バターと白ワイン、そして刻んだセロリとタマネギ、塩コショウ。 料理法は何種類もあるけど、これが一番シンプルかつ奥深く、飽きも来ない。 午後6時を回っても、まだ陽は高く、夕暮れにはほど遠い。長めのウォーキングを終えた喉を潤してくれるレフ・ブロンドの生ビールとステラ・・・生き返ったぁ! 料理にはボジョレ(2005)のロゼ。淡いピンク色も涼味を誘うけど、...








