2008/07/22
この作品で強く印象に残ったのは「生命力の躍動」でした。官能的といっていいような。 ‥と言うといやらしく聞こえるかもしれないけど、そういうことじゃなくて、五感にビリビリくるような感覚です。ぬるぬるした感触とか、痛い感じとか、そういうものが画を観ているだけなのに直に伝わってくる、そういう生々しさを感じました。 また、別の言葉でいうなら、新鮮な、本当においしい野菜を食べた感じに近い感じがします。食べたとたんに、命が自分の体に満ちてくるような、そんな感じ...
2008/02/04
もう何年も前ですが、幸村誠さんの「プラネテス」という漫画。ご存知でしょうか?私の人生に大きな影響を与えた本のひとつです。 あの本に影響を受けた私にとって今日NHKで放送された「ウェイクアップコール~宇宙飛行士が見つめた宇宙~」は特別な意味を持つものでした。 というのも、「ウェイクアップコール」を見ていると「プラネテス」のことが思い起こさずにはいられないからです。 特にこの番組と漫画がリンクしているように感じた部分がありまして。イスラエル人初の宇宙...
2007/12/12
NHKでやってる、「プロフェショナル仕事の流儀」という番組が好きで。よく見てます。それで今週は荒井良二さんという絵本作家が出演してまして。何か、こういう人、好きです。「何が自由か、知っている」、そんな感じで。 この人、実は私は全く知らなかったのですけども。まぁ、当然ですよね。絵本を読むことなんてありませんもの。小さいころ、「はらぺこあおむし」とか、あとディック・ブルーナの絵本とか、そういうのは読んだなぁ、という記憶はかすかに残ってるのですが。 今...
2007/11/21
BUMP OF CHICKENがニューアルバムを出します。発売日は12/19、アルバムタイトルは「orbital period」。3年ぶりに彼らのアルバムに出会える、楽しみにしてます。 「花の名」、「メーデー」のシングルが出たとき、シングルとしても一年ぶりで、やっと彼らの新しい音が聴けた、と嬉しく思いました。と同時に、彼らは「ユグドラシル」以降、マイペースに歩みを続けている、という印象を受け、まだ彼らのアルバムが出るのはもっと先になるんじゃないか...
2007/11/14
蒼井優さんは以前よりずっと好きな女優さんで。映画「花とアリス」以来、注目して見てます。 先日「クワイエットルームにようこそ」を観に行ったのですが、個性的な俳優さんが色々出演していたにも関わらず、個人的に気に入ったのは蒼井優さんだったりして。蒼井優さんのドレッド、気に入ってます。拒食症の役柄のため、かなり痩せてましたが、これが普段通りの彼女だったらどんなに素敵だったかなと思ってしまいます。役柄のセリフもかなり意味深くて彼女らしいなぁ、って思いました...
2007/10/28
この秋、行定勲さんの映画が相次いで公開されました。「遠くの空に消えた」、「クローズド・ノート」の2作品です。その作品は全く違う作風で、それらの作品を見比べてみることで行定勲さんいう人がよく見えて良かったと思っています。 行定勲さんという人は「世界の中心で愛をさけぶ」でヒットした人です。「クルーズド・ノート」もヒットしたようで。 そんななか、「遠くの空に消えた」はヒットする、しないというところで創ったんだなぁ、というところがよく見えてきます。ヒット...
Perfumeの「ポリリズム」、元気ロケッツの「Heavenly Star」、これらの曲が持つ底抜けの未来志向の明るい感じがすごく気持ちよくて何回も繰り返し聴いてます。これだけで何か元気が出てくる感じがして。 でも、これらの曲が持つ感じって正直今の時代の雰囲気には合っていないなぁ、って感じがするんです。昔のようにあっけらかんと「未来には希望がある!」っていう風に楽観的に生きていけない感じで。 日々のニュースにも流れているように、環境問題とか、年金...
2007/10/19
チャットモンチーが出演した10/14日の「トップランナー」。録画して何回も見てます。ライブ映像が良くて。CDで聴くより深くて重い感情が伝わってきます。ぜひライブも行ってみたいなぁ。 番組で演奏されていたのは「シャングリラ」、「世界が終わる夜に」、「橙」の3曲。チャットモンチーらしい、普段は心の深くにしまい込んでしまうような感情を露わにするような曲たち。 「シャングリラ」だってノリのいい明るい曲調だけれども、「希望の光なんてなくったっていいじゃない...
2007/10/16
10/14放送の「ジブリ汗まみれ」では宮崎駿監督の新作「崖の上のポニョ」の主題歌がOAされていました。それがちょっと以外で。 「もののけ姫」以来、ジブリの映画の主題歌は素朴な歌と素朴なアレンジの曲が使われていました。でも今回の映画の主題歌はまるで「となりのトトロ」の「さんぽ」の歌のような、小さな子供がすぐに覚えて歌えるような曲でした。 あぁ、今回の映画は本当に子供が楽しめるような方向を目指しているのだなぁ、て思いました。それってすごくいい事だと思...
2007/10/14
この映画は「たそがれる」ということに徹底して作られているのが好きです。特に、映画の登場人物が「たそがれる」ということではなく、劇場に来て、観ている人が主人公と一緒の視点で同じ気持ちにさせてくれるように創られているところが特に好きです。 やっぱり、都会に生きている者とその地でゆったり過ごしている人たちとはそもそも目線が違いますよね。生き方のリズムが違うというか。それを主人公を演じる小林聡美さんと観ている私たちと同じ視点で描かれているのが良いです。初...
2007/09/14
この映画のテーマは「家族」。それを今まで描いたことの無い視点から捕らえていて、すごく新鮮味があって、色々考えさせられました。 映画から新しい発見がもたらされる。そういうことって実はあるようでめったに無くて、すごく貴重な体験です。 観たあとも何か心の奥に引っかかるモノがあって、ずっと「この映画が言いたかった事は何だろう?」、そんなことを考えていました。この映画が示唆するものはあまりにも多すぎてうまくアタマのなかで整理できないでいます。 とりあえず言...
2007/08/25
これから期待してしまうモノをつらつらと書き連ねてみます。 まずは、石原さとみさん、柳楽優弥さん主演の「包帯クラブ」。原作をどう表現するのでしょう?監督の堤幸彦さんはドラマ「トリック」のイメージが強いので、「え!?この人が監督するの?」という感じですが、どういうテイストになるのかな‥? 次に、映画「めがね」。あの「かもめ食堂」のスタッフが作るというだけで期待してしまいますよね。小林聡美さんがまた主演を務められるということですし。 また、行定勲監督の...
2007/08/09
「ワルツを踊れ」このアルバムを聴いたときに、一つのアルバムのことが思いあたりました。すごい昔の話ですけど、ビートルズの「マジカルミステリーツアー」というアルバムです。 ロックにストリングスを取り入れるなどして、それによって今までに聴いたことのない新しい感覚を呼び起こそうとした、すごく意欲的な曲が並ぶアルバムです。そして、混乱しているとも言えるほどの様々なレパートリーがあります。 でも、実験的なアプローチにととまらず、まず先に飛び込んでくるのはすご...
2007/07/31
天然コケッコーは最初、予告編を見て、「ああ、自然っていいなあ、田舎暮らしっていいなあ」という体験ができる期待をもって観に行きました。ほとんど「となりのトトロ」に近い期待を持って。 確かに、自然は美しく描かれていました。でも、それだけではないのですね。田舎には、過疎化の問題があったり、高齢化で子供が少なくなっていたり、欲しい服とかが自由に手に入らなかったり、進路で選べる学校が少なかったり。 また、人と人との結びつきが強いだけではなくて、近所の人が皆...
2007/07/30
常に私に新しい刺激を与えてくれる人を紹介してくれる番組、「トップランナー」が10周年をむかえたそうです。先日、特番がやっていました。大江千里さん、益子直美さんがMCをやってらっしゃった頃からの視聴者としては嬉しい限り。オメデトウ!これからもよろしく!って感じです。 10年前のVTRなども紹介されていたけれど、さすがにほとんど記憶にはないですねえ。熱心に見ていたはずなんですが。。 はなさんがゲストに手作りのお菓子を出していた場面では、ああ、そうそう...
2007/07/27
モデムの故障のため、しばらくインターネットにつなげない状態になってました。今日から再開します。KW更新の際には、興味があればまた読んでやってください。
2007/07/09
「サイドカーに犬」は長嶋有さんによる短編小説です。このなかに引っかかった文章があります。 以下引用→「洋子さんは十代にも二十代にもみえた。三十代といわれたらそれはそれで納得してしまいそうだった。」 ‥なんか、竹内結子さん、この言葉にぴったり当てはまるような気がして。すごく適役だったのかな、と思います。 あと、短編小説の映画化っていいなと思いました。短編小説は短いので、登場人物の性格が、その骨格部分しかわかりません。それが映画化されると、役者によっ...
2007/07/04
「きみにしか聞こえない」の原作、乙一さんの「Calling You」を読みました。短編だったんですね。私には映画で観た2時間が超高速で結末までまっしぐらに進んでいくように見えました。 原作をはじめに読んだ人には映画はどのように見えたのでしょう?原作にない部分をどう受け止めたのでしょう?その部分が冗長に映ったのか、それとも‥ いずれにしても乙一さんの持つアイデアというのは2時間のドラマに伸ばしても全く色褪せない強い魅力を持ったものであると思います。