みんなのクチコミが 264,062 件!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

2008/02/22

猫の日の前日の猫

猫の日、2月22日の前日、工事現場の針金とコンクリートの土台の上で、猫が毛繕いをしていた。悠々たる舌使いにどっしりした座りっぷりの、白黒ブチの大人猫。 1時間後に来れば、たぶん猫はいない。明日の夜ならいるかもしれない。 工事が進んで、土台から植物のようにビルが生え人々が暮らすようになったときも、ビルの中、毛繕いしていた猫の気配は残ってる。 壁を塗り水道を引き柱を建てた知らない人々の手足の気配と、毛繕いしていた猫の気配と、壁が空だった時に通り過ぎた...

2008/02/05

あなたに親切に振る舞うのは

見ず知らずのあなたに親切に振る舞うのは、あなたを信じていないからです。 もし、あなたの無礼に腹を立て、文句を言ったとしたら、 あなたは私をなじるだろう、怒鳴るだろう、殴るだろう、 家まで後をつけてきて私や私の家族を殺すだろう、家に火をつけるだろう、 そんなふうにあなたを疑っているから、あなたに優しく振る舞います。 あなたの無礼をすべて許し、あなたという存在と関わり合いになることがないよう、足早に立ち去るだけなのです。 あなたの無礼や暴行や乱行を見...

2008/01/23

雪の日

犬のようにはしゃいでベランダを駆け回る猫 雲が一層はがれて 明るい色になる 雪が降ったから もうすぐ冬も終わるでしょう

2008/01/21

雪が降らない

こごえる風はうすい灰色 集めて ひりひり固めて 冬になる くだいて削った 雪が降る 雪が降らないから 空はいつまでも 冬のまま 雪が降らない

2007/12/20

自分はありません

形が私を決めます。 ウェブサービスの形に沿って、望まれる範囲の私が現れます。 日本語の規則に従って、表現しうる範囲でだけ、物語を記します。 この短文を読むであろうあなたの目に媚びて、言葉を発します。 おそらく、自分はどこにもありません。

2007/11/09

そうか、誤解していた

キーワードは購入可能な物でなければ、作ってはいけなかったのか。誤解していた。ユーザーによる広告空間だったのか。 そのうち、消されちゃうかな。

2007/11/08

ゆるい狂気

歯の健康を守らねばと食べるキシリトールガムで腹を下し、 胃腸を助けねばと食べるヨーグルトで意識が朦朧とし、 足腰を鍛えねばと環状道路をウォーキングして咳き込み、 むくみを取らねばとつかりすぎた風呂で心臓を痛める。 ありふれたゆるい狂気。

2007/11/05

シームレスに

幼稚園あがる前からお受験モードで、 幼稚園~大学まで一貫教育の名門校に合格したものの、 受験で疲れ果てて一度も校門をくぐることなく シームレスに不登校、ってあるんだろうか。 そろそろ少子化で受験もゆるゆる偏差値さがりまくりだから、 大丈夫なんだろうか。 大丈夫って何がだ。

2007/11/02

日記はむずかしい

日記が苦手だ。とほうもなく苦手だ。 なにか目的のある文章なら、目的に沿った文体を選べばいいし、目的を達するにふさわしい決着のしかた、ネタの選び方、修辞があるけれど、日記は空白だ。 思いついたことを思いついたままに書く、ということが、あまりない。 思いついたことを、誰に伝えると想定して、伝えた相手にどんなふうに感じてほしいのか、考えてしまう。伝えやすさとネタの内容によって文体は変わる。いや、変える。なにか文章を書くとき、「伝える内容」から生まれる「...

2007/10/16

関心空間にいまだに戸惑う

はてなキーワードのみに特化した空間+SNSなんだろうか。 「日記」があるのがわからない。 キーワードだけでいいんじゃないのか? キーワード+投稿日時+コメント欄で、日記機能は十分まかなえる気がする。 なのに「伝言板」もある。 どこに何を書くのか、分散してて戸惑っている。 ひとつキーワードを定めた散文を集めたいのか、定義集を作りたいのか、 キーワードの登録数を見たいのか、 うーん、どういうふうに使われるのを想定した場なのだろう。 どういうふうに使っ...

2007/10/02

廃墟を待つ

大好きなドラマがあった、ロケ地は東京近郊なので、日帰りで行ってこれた。 たくさんのファンに愛されたドラマは二度も映画になり、ますますたくさんのファンを掴んで、ロケ地は、ドラマに登場する姿のまましばらく保存されていた。 何百人、何千人のファンがロケ地を訪れ、ドラマの世界を味っていると、雑誌やブログで知っていた。行ってみたいな、と思っていた。 5年も時間があったのに、行かなかった。何度も何度も行こうと思い立っては、ぎりぎりで、やめた。 まだ、きっとし...

「ど」のうた

ドドドドドは こわいおと、 どどどどど おきゃくさんたくさん どっどどどどうど みやざわけんじ (谷川俊太郎風)

2007/09/30

移民してきた「いい土」と枇杷の木

庭に、枇杷の木があった。 枝振りの良い枇杷の木には、毎年、たわわに薄いオレンジ色の実がなり、幼い私は、二階の窓から屋根へ出て、枇杷の実を収穫した。 終戦後、雪国生まれの祖父母は、「10坪買うのも20坪買うのも同じ値段」だった武蔵野の片田舎に土地を買い、生まれ故郷の木材と土を運んできて家を建てた。雪国の「いい土」を埋めた庭には、木蓮、あじさい、椿、山吹、紅葉、千両、万両が植えられ、すくすくと育っていった。 祖父母の代から、我が家と「いい土」は東京に...

空間内の日記を検索

akio71

akio71画像 女子ゲームシナリオライター。

ページの先頭へ ページの先頭へ