昨日、職場で朝日新聞の取材を受けた。 『凄腕つとめにん』という全国版に掲載される記事で、「無名のスーパーサラリーマン」を取り上げる人気コーナーだ。 僕の場合は、『凄腕つとめにん』というより、『腕白つとめにん』って表現したほうが正しいような気がするけど、まだまだマイナーな育種家という仕事を宣伝するにはまたとない機会。張り切って取材を受けた。 このコーナーの趣旨は、「はたらくことの楽しさ、厳しさ、すばらしさを考えるきっかけにしたい」 ということだそう...
今日は8月分の更新日。今月の内容は、3月から募集し始めた『プランテッドのオリジナル植物を作ろう! プロジェクト』のアンケート特集だ。 記事を書くにあたって、あらためて僕は寄せられたアイディア一つ一つをじっくり読ませてもらった。いや~ぁ、凄い。目の付け所の良い人が多くて、何度読み返しても面白い。社内でアイディア募集しても、きっとここまで幅広いコンセプトは集まらなかっただろう。それだけに、データとして分析するのが難しく、じつは記事としてまとめるのに結...
7月30日に出国して、我が家に戻ったのは8月9日の夜。10泊中4泊が機内泊、同じホテルでの連泊はわずか1回のみ、さらに帰国当日は家にも帰れず東京のホテル泊で、翌日は朝から晩まで研修という、超過酷な出張だった。 さて、8日の夜に東京駅に着いて、僕は真っ先に八重洲ブックセンターに飛び込んだ。この日が発売日だったプランテッド#8を買うためだ。 プランテッドは、ファッション誌のようにビジュアルにこだわった誌面でありながら、文章も充実。読みでもある。それに...
カリフォルニアでの仕事も何とか終え、7時半頃ホテルにチェックインした。失った4時間分の仕事は上手にごまかしてカバー。明日日本に帰るのは初めから決まっているのだから仕方がない。 ホテルの駐車場で、いかにも自慢げに3台仲良く並んでとまっているクラシックカーを発見。僕は思わず近寄り、じろじろと見入ってしまった。きっとかなり年配の大人3人が、愛車を見せびらかしながらツーリングを楽しんでいるんだろう。アメリカは、こういう大人の遊びができるところが羨ましい。
今日はカリフォルニアへの移動日。シカゴのオヘア空港を朝6時に発つ飛行機に乗るために、3時に起床した。カリフォルニア―シカゴ間の飛行時間は、4時間。2時間の時差があるので、順調に行けば10時にはロサンゼルス空港に着いているはずだった。 それなのに、ああそれなのに、離陸直前に飛行機に故障が見つかり、結局4時間もシカゴを発つのが遅れてしまったのだ。1時から取引先との打合せの約束があったのだが、それには間に合わなくなってしまった。 今日はいったい何のため...
僕がシカゴのダウンタウンを気に入っているのは、植栽がとても綺麗だから。どこを歩いても、植物が綺麗に飾られている。植物好きにとってはもちろん嬉しいことだが、普段植物に興味の無い人だって、植栽が綺麗な方が嬉しいに決まっている。観光地だったらなおさらだ。道路の中央分離帯がここまで綺麗にされていることに僕は感激してしまった。 でも、一昔前のダウンタウンは、それこそ観光客に緊張を強いるちょっと危ない町だった。その印象を払拭して、もっと観光客を呼び込もうとし...
日曜日、前から行きたくて仕方がなかったシカゴ美術館に行くことができた。僕は特に印象派の絵が好きなのだ。とは言っても、美術館で絵を眺めるのが好きになったのは30代半ばを過ぎてからのこと。もともと絵心は無いし、絵に関する知識もあまりない。ただ、眺めていてなぜか気分が良くなる絵があるってことに気付いただけなのだ。海外の一流美術館には、館内のあちこちにそんな絵が飾られていることを知り、それ以来、出張中に休日があれば美術館に足を運ぶことにしているのだ。 シ...
チリのサンチアゴを夜8時半に発ち、マイアミに着いたのが朝5時。そしてマイアミ空港では3時間の乗り継ぎで、8時発のシカゴ行きに乗った。で、シカゴのホテルに辿り着いたのが、昼の12時ちょっと過ぎ。サンチアゴの空港を飛び立ってから、17時間後だ。チリのホテルを出てからだと、30時間も経ってしまっていたことになる。 僕が泊まったホテルは、ダウンタウンでも一番安い方のホテル。良い部屋は、東側のミシガン湖や公園が見える部屋だが、当然僕の部屋は安いから眺めの良...
育種家の仕事は体力勝負。地球の裏側にだって出張しなくちゃならない。 今回のスケジュールは超過酷だ。せっかくなのでその内容を記録しておこう。 その前に一言。日本とチリの時差は13時間。季節も逆だから真冬。 これだけでも既にかなり辛い条件だと思うのだ。 成田空港からチリのサンチアゴ空港までの所要時間は、ダラスでの乗り継ぎ時間を含めると25時間。自宅を出てからだと30時間。当然機内泊ということになってしまう。 サンチアゴ空港に朝8時頃着陸し、訪問先に着...
僕が毎月連載している『育種のトビラ』の次回の内容が決まった。それは、関心空間内で募集している『プランテッドのオリジナル植物をつくろう』プロジェクトのアイディア特集。これまでWeb上で集まったアイディアやコメントを1度整理し、それをきちんとした形で報告しておきたいからだ。 僕がびっくりしたのは、関心空間ユーザーの育種に関するコメントやアイディアのレベルがとても高いってこと。どれも粒揃い。さらに気持ちがこもっているのがほんとに嬉しい。こういう企画を関...
僕には今、仕事周辺のことで力を注いでいることが2つある。1つは、日本ではとてもマイナーな育種家という仕事にもっと関心を集めること。(この空間はまさにその目的の場。) そしてもう1つは、子供にどうしたら植物や園芸に興味をもたせられるかということだ。 そして今日は、雑誌『ガーデン&ガーデン』の取材を受けた。それも職場ではなく、自宅の庭でだ。プロの育種家の庭に潜入取材、な~んて企画だったら凄かったのだが、そうではない。じつはキッズガーデニングという特集...
昨日、『プランテッドのオリジナル植物を作ろう!』のプロジェクト始動を宣言したジャングル号が発売された。もう引っ込みがつかない。でもきっと何とかなるさ。ニーハイメディア・ジャパンから送られてきたばかりの誌面を眺めながら、ついつい弱気と強気が入り混じってしまった。もちろん今はまだ始まったばっかりだし、強気の方が断然多い状態。 さてさて、この春まで僕は某園芸雑誌に連載していたから、園芸関係の雑誌の誌面づくりに関しては、自分なりにしっかり分析してきたつも...
昨日、キーワードでルーサー・バーバンクを紹介した後で、僕はちょっと罪悪感を覚えてしまった。バーバンクを自分のヒーローと呼んでおきながら、じつは彼が育種したトゲなしサボテンを食べたことがなかったからだ。 こうして関心空間で広く紹介してしまった以上、やはり自分の舌で確かめておく責任がある。加えてプロの開発者の姿勢としてもお恥ずかしい限り。 だからたった今、楽天市場で注文しましたよ。バーバンクの食用トゲ無しサボテンを。 価格は2625円(プラス送料63...
2008年になって今日は79日目。でも、僕にとっては今日が関心空間での元日なのだ。だから最初の日記には、今年の抱負を紹介することにした。 『モノづくりを極めたいなら、物語づくりまで。』 僕は毎年1年間かけて、次年度用の標語を自分で考えることにしている。だからこの標語もたぶん僕オリジナルのはずだ。 職人芸的な世界であれば、モノづくりに没頭するのが王道なのだろうが、利益追求型の開発者であれば、物語づくりまでを常に意識していないと成功確率が高まらない。...